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2006/11/13
東京ヴォードヴィルショー『エキストラ』公開舞台稽古
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▲エキストラ出身の“役者”が、「その他大勢諸君」に演技のお手本を見せる。左から石井愃一、佐藤B作、市川勇、たかはし等 |
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▲先輩エキストラが新人にアドバイス。左からはしのえみ、伊東四朗、角野卓造 |
▲ベテランになれば外国人役もお手のもの!? 左からはしのえみ、佐渡稔、山口良一、石井愃一 |
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▲いよいよ本番、役者魂の見せどころのはずが……。写真中央は佐藤B作。 |
▲稽古前、衣裳を着た出演者たちが会見に登場。左から山口良一、はしのえみ、佐藤B作、角野卓造、あめくみちこ |
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| 人気劇作家・三谷幸喜が東京ヴォードヴィルショーに書き下ろす“最後の作品”、『エキストラ』がついに10日に初日を迎えた。91年の『にくいあんちくしょう』以来、『その場しのぎの男たち』『アパッチ砦の攻防』『竜馬の妻とその夫と愛人』を上演している同劇団だが、今回、初めて三谷自身が演出も手がける。“喜劇”にこだわり続けるヴォードヴィルショーと三谷による15年間のタッグのまさに集大成となる作品。夜公演を間近に控えた10日の午後、公開の舞台稽古が行われた。 三谷によれば本作は、過去4作で書いた「バックステージ物」「群集劇」「シチュエーションコメディー」「人間ドラマ」をすべて盛り込んだという。主人公は、映画・テレビドラマに欠かせないが、決して自己主張してはいけない出演者、エキストラたち。主婦、元学校教師、定年退職した鉄道職員、老夫婦ら、さまざまな人生を歩む人びとがカメラの前に立つ喜びのため、過酷な撮影現場でわずかな出番を待つ。主演俳優と監督の都合に振り回され、スタッフから横柄な態度であしらわれ、台本すら与えられなくても、分をわきまえるのがプロのエキストラ。ヴォードヴィル作品でおなじみの伊東四朗や、文学座の角野卓造演じる中年エキストラ、はしのえみ扮するエキストラ事務所の新人マネージャーらを中心に繰り広げられるテレビドラマの“舞台裏”は、笑いの中にも切なさを漂わせ、これまでの三谷作品とはひと味違った印象を与える。さらに、座長・佐藤B作演じる、エキストラ出身の“役者”の登場が、「超えられない一線」をより明確に際立たせ、人間模様により深みを与えていた。 映画監督としても知られる三谷ならではの経験と、細かなところまで手を抜かない作品作りへのこだわりを感じさせる一作。アクの強いヴォードヴィル劇団員と客演含めて総勢27名それぞれにわずかであっても見せ場を作る手際に、作品作りの一員として「エキストラ」に目を向ける三谷の意地を見たような気がした。 同日行われた会見でのコメントは以下のとおり。
今回、三谷君に初めて演出してもらいました。劇団員のほとんどが出演するということもあり、役者一人一人が動きを的確にできないと笑いが起きないので、そこに非常にこだわっていましたね。とても勉強になりました。これが最後のつもりでお願いしたので、お客様に精いっぱい観ていただいて、テレビでもたくさん流していただいて(笑)、にぎやかな最後にしたいですね。 角野卓造 エキストラは、NHKのドラマ「楡家の人びと」(72年)の書生役で経験しました。まだそのころは髪もフサフサで(笑)。今回は、三谷さんのこれまでのシチュエーションコメディーとは違った感じで、特に僕は笑わせる役ではないので新鮮です。 はしのえみ 私自身、稽古でアップアップしてますが、新人マネージャー役なので舞台上でもやっぱりアップアップしています。 山口良一 僕は(経験豊富な)こだわりのあるエキストラの役。とにかく着替えが大変で、もうそれだけが心配です。 あめくみちこ 私は最初、火星人の(「違う! 未来人!」とツッコまれ)……未来人の役です(笑)。着替えは全部で8着。でも一番のお気に入りは、やっぱりこの火星人(再度ツッコまれ)……未来人(笑)。もっと派手な衣裳もあるので、ぜひお楽しみに。 |
| 2006.11/10(金)〜 29(水) 紀伊國屋サザンシアター 【スタッフ】 作・演出=三谷幸喜 【キャスト】 佐藤B作/佐渡稔/石井愃一/市川勇/伊東四朗/角野卓造/はしのえみ/中本修 ほか ・チケット発売中 ・全席指定7,000円、学生5,000円(要学生証) ・お問い合わせ=劇団 TEL.03-3227-8371 |














