森光子主演『雪まろげ』制作発表 - 2007年1月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
サイト内検索
すべて|
公演名|
人名・劇団名|
劇場|
演劇ニュース
様々な条件で検索
こだわり検索
注目キーワード

演劇ニュース

このエントリーをはてなブックマークに追加
ニュースを購読する
写真/左から山田まりや、中田喜子、森光子、石田純一、森口博子、マキノノゾミ

▲左から山田まりや、中田喜子、森光子、石田純一、森口博子、マキノノゾミ
 『放浪記』『おもろい女』など、驚異的な上演回数を重ねる喜劇に主演している女優・森光子の次回主演作『雪まろげ』の製作発表会が都内で行われた。会見には森をはじめ、共演者の石田純一、中田喜子、山田まりや、森口博子、そして演出を手がけるマキノノゾミが出席。金屏風の前に据えられた巨大な「雪」だるまならぬ「氷」だるまも、にぎやかな会見を見守った。

 青森の温泉街の芸者・夢子を演じる森が、津軽弁で喋って歌って大活躍する本作は、1980年に芸術座で初演されて好評を博し、過去3回の再演以外にも「北海道編」や「山陰編」というシリーズを生み出した。今回7年ぶりとなる再演では、劇場を帝国劇場へと移し、『深川しぐれ』『ビギン・ザ・ビギン』などで森主演作の脚本を手がけている劇団M.O.P.の人気劇作・演出家、マキノノゾミの初演出で上演する。

 幼いころにあちこちの家に預けられた経験から、いつしか人の愛情を得たくて、ついつい調子のいい嘘をついてしまうようになった夢子。舞台では、人を喜ばせるための悪意のない彼女の嘘が、テレビ局の記者との出会いをきっかけに、雪だんごが坂をころがり大きくなっていくという意味の「雪まろげ」のように、周囲の人びとからテレビ局までを巻き込でいく大騒動が描かれる。森の芸者っぷりも見どころの一つで、制作発表の席では、津軽弁にアレンジされた名曲「津軽海峡冬景色」のさわりも披露され、拍手を誘っていた。

 会見出席者のコメントは以下のとおり。
森光子 夢子
『雪まろげ』は、作者の小野田先生に、「決して人を傷つけるわけでなく、その場を盛り上げるためにウソをつく女」を演じたいと言って生まれた作品です。初演の時、「津軽海峡冬景色」を歌う場面の振付では、最初の「上野駅」をどう表現したらいいか悩んだんです。けれど、演出の三木のり平先生は指を上に指して、「これでいいじゃない」と(笑)。津軽弁は上っ面をなでたくらいなので、申し訳なくて石川さゆりさんにはもう謝りました(笑)。みなさんに愛される舞台にしたいと思います。

石田純一 判大吾(東洋テレビ放送記者)
津軽弁のせりふは人情味が出ますね。今回は森さんに惚れられる役ということで、大変荷が重い(笑)。前回(の共演作『ツキコの月 そして、タンゴ』)は東山(紀之)くんがいて安心でしたが、今回は僕が全てを受け止めないといけませんからね。観客の皆さんに感動してもらえるよう、舞台を盛り上げていきたいと思います。

中田喜子 銀子(売れっ子芸者)
森さんとの共演は一日一日が家宝だと思っています。茶話会でもいろいろな話をしてくださる。それも家宝ですね。

山田まりや アンナ(夢子の妹分)
初めて森さんと共演させていただいたのが『雪まろげ』で、私の初舞台だったんです。まるで宝くじに当ったような気持ちでした。森さんは稽古の時に、毎回アドリブを変えて笑わせてくださって。こんなに楽しく、リラックスする現場は、今思ってもめったにない。舞台にたくさん立ちたいと思わせてくれた『雪まろげ』にまた出演できて、本当にうれしいです。

森口博子 南条亜矢(ニュースキャスター)
森さんとはテレビのコントで共演したことがありますが、加藤茶さんや志村けんさん相手にしっかりとコントができる姿を観て、すごいと思いました。憧れの森さんといつか舞台で共演したいと思っていたので、今回実現してうれしいです。

マキノノゾミ(演出)
楽しい方々と一緒に楽しい舞台をやるので、その楽しさをそのまま伝えられればいいと思います。脚本も良くできているので、奇をてらわずに、忠実に演出するだけです。
公演データ
007.3/7(水)〜 31(土) 帝国劇場

【スタッフ】 作=小野田勇 演出=マキノノゾミ
【キャスト】 森光子/石田純一/中田喜子/森口博子/山田まりや/米倉斉加年 ほか

・1/27(土)前売開始
・全席指定S席12,500円/A席8,000円/B席4,000円
・お問い合わせ=劇場 TEL.03-3213-7221