宝塚歌劇雪組『エリザベート』制作発表 - 2007年1月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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写真/パレードにてファンの大歓声に包まれる湖月

▲白羽ゆり(左)と水夏希

 
写真/懇親会より 左から凰稀かなめ、彩吹真央、小池修一郎、シルヴェスター・リーヴァイ

▲懇親会より 左から凰稀かなめ、彩吹真央、小池修一郎、シルヴェスター・リーヴァイ

 
写真/懇親会より 左から水夏希、白羽ゆり、音月桂

▲懇親会より 左から水夏希、白羽ゆり、音月桂

 宝塚歌劇団の大ヒット・ミュージカル『エリザベート ―愛と死の輪舞―』が、雪組新主演コンビ・水夏希&白羽ゆりのお披露目公演として約2年ぶりに上演されることとなり、その制作発表が行われた。

 美貌の王妃・エリザベートの生涯を、彼女を愛する“死(トート)”の視点で描いた同作は、ウィーン発の人気ミュージカル。宝塚歌劇団では96年雪組を皮切りにこれまで全5組で上演され、観客動員143万人を誇る劇団の代表作になっている。東宝でも繰り返し上演され、今春にはウィーンからの来日公演も控えるなど、日本で最も人気のあるミュージカルの一つと言える。

 今回、トート役には、ダンス得手で妖艶なビジュアルも人気の水夏希、エリザベート役には『ベルサイユのばら』のマリー・アントワネットなどの大役も経験済みの大型娘役・白羽ゆりが挑む。2人のほか、会見には演出家の小池修一郎、作曲家のシルヴェスター・リーヴァイが出席。主演コンビは扮装して登場し、劇中ナンバー“最後のダンス”を披露した。

 なおその他の主要キャストには、皇帝フランツ・ヨーゼフに実力派の彩吹真央、暗殺者ルキーニには華やかな持ち味で期待される音月桂、皇太子ルドルフには新進の若手・凰稀かなめが配された。演出面ではこれまでのスタイルが踏襲され、楽曲追加などの大掛かりな改変は予定していないとのこと。会見出席者の主なコメントは以下の通り。
水夏希
宝塚では6人目のトートを演じさせていただきますが、私にとっては初めての『エリザベート』出演です。初演の雪組のときから、音楽の素晴らしさ舞台の美しさ、作品の豪華さなどで大好きな作品でしたので、今回主演お披露目公演としてさせていただきますことを、本当にうれしく思っています。私と新生雪組のメンバー全員が今持っている能力の範囲内で処理するのではなく、一人ひとりが新しい自分を発掘して、皆さまのご期待を良い意味で裏切る作品にしていきたいと思います。トート役は、“死”の愛し方にリアリティーを持たせながら、人間くさくならないように気をつけて演じたいと思います。

白羽ゆり
宝塚では何度も再演されていますが、私も大好きな作品です。プレッシャーを感じないといえばうそになりますが、素晴らしい作品の役に巡り会えたのは幸せなことだと思っています。私の宝塚人生をかけて、そして娘役人生をかけて精一杯頑張りたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。エリザベートは実在の人物ですから、まずはその人物をより深く知ること、そして自分がどう表現したいのかを考えたい。孤独を愛し、旅を続けたエリザベートには、私のこれまでの引き出しではまだ理解できていない部分がたくさんありますので、エリザベートを通じて私自身もいろいろ学びながら、近付けていけたらなと思っています。

シルヴェスター・リーヴァイ(作曲)
10年前、希望をもって日本にやってきましたが、これほど大成功するとは思ってもいませんでした。また、一つの作品が成功すると次を期待される。成功を継続させること、高い質を守り続けることがいかに大変か。そういう意味で日本のみなさまの努力には欧州人として学ぶことが多いです。また、水夏希さんとトート役について話したとき、私は(ウィーン版でトート役を務める)マテ・カマラスのような役作りは水さんにはできないと伝えました。それは宝塚でのトートの表現はオリジナル版とは違うからです。ウィーン版、宝塚版、東宝版は同じ物語を、別の伝統に基づいて伝えられています。それぞれをごらんいただくことによって、作品の魅力をより理解していただけるだろうと思っています。

小池修一郎(演出)
13年前の「エリザベート」最初の記者発表の当時、タカラジェンヌに変な化粧をさせないでくださいと怒られた記憶がございます。まだこの作品が浸透していなかったので説明してもピンとこなかったのだと思います。今日に至りましては、水夏希がどんな髪の色か、どんな服で現れるのかと期待していただける。そこまで、公演が浸透したことに年月の重みを感じます。作品が受け入れられたのはひとえにリーヴァイさんの音楽の魅力だろうと。そして日本人のセンチメントというか感受性によく合っていたんだと思います。そしてこの物語が持つ歴史ロマンとしての側面と耽美的な要素など、すべてがうまくかみ合って、宝塚という土壌でうまく一つの花を咲かせたのでしょう。
公演データ
【スタッフ】 脚本・歌詞=ミヒャエル・クンツェ 音楽=シルヴェスター・リーヴァイ オリジナル・プロダクション=ウィーン劇場協会 潤色・演出=小池修一郎
【キャスト】 水夏希/白羽ゆり ほか

【兵庫公演】
2007.5/4(金)〜6/18(月) 宝塚大劇場
・3/31(土)前売開始
・全席指定SS席10,000円/S席7,500円/A席5,500円/B席3,500円 *新人公演は料金が異なる
・お問い合わせ=宝塚歌劇インフォメーションセンター TEL.0570-00-5100

【東京公演】
2007.7/6(金)〜8/12(月) 東京宝塚劇場
・6/3(日)前売開始
・全席指定SS席10,000円/S席8,000円/A席5,500円/B席3,500円 *新人公演は料金が異なる
・お問い合わせ=東京宝塚劇場 TEL.03-5251-2001