明治座三田政吉追善公演『忠臣蔵―いのち燃ゆるとき―』製作発表 - 2007年1月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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写真/左から藤田まこと、松平健、三田佳子、西郷輝彦

▲左から藤田まこと、松平健、三田佳子、西郷輝彦
 昨年1月に他界した明治座会長の三田政吉氏。舞台をこよなく愛した故人を偲ぶ追善公演が、ゆかりのあるスタッフとキャスト陣によって、3月より2カ月にわたって行われる。演目は『忠臣蔵―いのち燃ゆるとき―』。「命」をテーマに、赤穂浪士たちの家族や吉良方の忠義にあふれた家臣、市井の人々などを描く物語になるという。

 脚本の宮川一郎、演出の石井ふく子のほか、主演の西郷輝彦、藤田まこと、松平健、三田佳子をはじめとするキャスト陣までがズラリとそろった、まさに追善公演にふさわしい豪華な会見となった。脚本、演出、主演4人のコメントは次のとおり。
宮川一郎(脚本)
 三田会長とは2度お会いしまして、少しお話をしたことがあるだけなのですが、演出が長い間一緒に仕事をしてきた石井さんとということもあって、喜んでやらせていただきました。みなさんが一度は観たことがあるような場面は排除して、誰もやってこなかったこと、だけれどもやっぱり忠臣蔵、そういう作品を二人で作ったつもりです。石井さんとは「この歳になって恥はかきたくないね」といつも話しているのですが、恥をかくことはない作品になったのではないかと。どうぞよろしくお願いします。

石井ふく子(演出)
 今回はこれだけ大勢のみなさまにどうやって舞台上でお芝居をしていただくかということで、二人でいろいろと考えました。何とか今までにない忠臣蔵をやりたいと思っていますが、まだ、暗中模索の状態です。

 実は私の父(新派の俳優・伊志井寛氏)の最後の舞台が明治座でして、三田会長には非常にお世話になりました。私自身のお芝居でももちろんです。何とか、今回はみなさまに支えていただきながら、いい舞台を作っていきたいと思っています。

西郷輝彦 浅野家家臣・堀部安兵衛
 過去に忠臣蔵では毛利小平太や大石内蔵助の役をいただきましたが、小平太は討ち入りには行っていないし、大石内蔵助役は立ち回りはございません。今回は(剣豪)堀部安兵衛ということで、私が体力的に一番頑張らなければいけないなと思っています。あとは、大石内蔵助の妻・りくさんとは、人間愛について語るシーンもあります。そこも興味深いです。会長にはとてもお世話になったので、感謝の気持ちを込めて心から演じさせていただきたいと思います。

藤田まこと 仕立て屋・ひょう六
 江戸の商人の役は初めてです。一生懸命やらせていただきます。こんなにたくさんの出演者の中で演じるのも初めてですので、まずは楽屋の確保からやらなくちゃいけないかなと(笑)。キャンピングカーを借りて、表で準備しようかななんて笑い話をしています。楽しく2カ月を過ごしたいと思います。

松平健 大石内蔵助
 三田会長には本当にお世話になりました。感謝の気持ちを込めて、今回は、参加させていただきました。これだけの諸先輩方との稽古がこれからどうなっていくのか、とても楽しみです。よろしくお願いします。

三田佳子 大石内蔵助の妻・りく
 三田会長とはわずかな間の御縁でしたが、今回声をかけていただいて、とても光栄に思っています。また、昨年の11月に、三田会長御夫妻を描いた舞台(『日本橋物語 最愛のひと』)で、会長の奥様を演じさせていただきましたが、お二人がいかに明治座を愛して生きられたかということをしみじみと感じました。

 りくの役は初めてです。昨年、石井先生演出の『女たちの忠臣蔵』で練り上げられたすばらしいりくさんを見せていただいたばかりですが、先生たちがおっしゃったように「“命”をテーマにした新しい視点からの忠臣蔵」ということですので、今度は私が、これまで隠れていた新しい部分を立ち上げられらたらと思っています。お稽古を入れて3カ月、スケジュールを全部あけて集中しますので(笑)、ぜひみなさま、遊びにいらしてください。
公演データ
2007.3/3(土)〜4/22(日) 明治座

【スタッフ】 作=宮川一郎 演出=石井ふく子
【キャスト】 西郷輝彦/藤田まこと/松平健/三田佳子 ほか

・3月公演分は発売中(窓口は1/31〜)、4月分は2/27(火)前売開始(窓口は3/2〜)
・全席指定A席13,500円/B席6,000円
・お問い合わせ=明治座 TEL.03-3660-3900