PARCOPRESENTS『恋のカーニヴァル…』公開舞台稽古 - 2007年2月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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写真/第4幕より 秋吉久美子(左)と風間杜夫

▲第4幕より 秋吉久美子(左)と風間杜夫
 パリ・セーヌ川ほとりにあるアパートの一室を舞台に、四季折々の大人の恋模様を描く翻訳劇『恋のカーニヴァル…セーヌに咲いた4つの愛の物語』がル テアトル銀座での開幕を控え、初日前日の1日、公開舞台稽古が行われた。

 主演は、舞台初共演となる風間杜夫と秋吉久美子。二人が異なる男女4組を演じ分けるスタイルで進んで行く。そして、燃え上がる恋と苦く切ない人生の機微を、軽妙な掛け合いで見せるのが本作の大きな見どころだ。互いに新たなパートナーを見つけた元夫婦、若い娘との結婚に気がはやる中年男と娘の母親、部屋の壁塗りを頼まれたペンキ屋と見るからに臆手そうな依頼主の女性、そして、北国帰りの男とワケありの絆で彼と結ばれた未亡人の女経営者という4組の男女は、アパートの窓越しで春から冬へと移ろいゆく植物の姿と同様、それぞれの愛する気持ちも変化していく。

 実り少ない恋模様が多いが、全体を通してどこか調子が明るいのは、一つの恋の袋小路に陥ることなく、新たな再出発を感じさせるエピソードが多いからだろう。パトリック・ヌジェによるアコーディオンの生演奏も、二人芝居中心の舞台に、時にしっとりと時に陽気に心地よいアクセントを添えていた。東京公演は14日まで。

 その後、2/17(土)埼玉・所沢ミューズ、2/21(水)愛知厚生年金会館、2/27(火)〜3/2(金)静岡・浜松アクトシティ、3/4(日)大阪シアター・ドラマシティ、3/6(火)福岡・メルパルクホールFUKUOKAでも公演。

 稽古前に取材に応じた主演二人のコメントは以下の通り。
風間杜夫
この作品に登場する男はみんな弱い。けど、見方によってはかわいい男たちだと思います。4人別々のキャラクターを演じるというのは、外見の変貌を楽しみながらやれるのでお得です。僕自身は、気が良くてだまれやすい、純情なモーリス(第1幕)に近いかな。名前も似ているので、モーリスって呼ばれたりしてます(笑)。

秋吉久美子
ここ1カ月は本当に、台本の解釈から演技のテンションまでずっと勉強している感じでした。4幕全部違う役を演じるというのは、映像の1時間ドラマ4本以上のエネルギーが必要なんです。名前もまた、ジェシカ(第1幕)だとか、ジョルジェット(第4幕)だとか、こんがらがるんですよ(笑)。4人の役の中では、“地味ブス”(イレーヌ、第3幕)が最もノリますね。自分のことブスだと思ったこと、一度もないんだけど、なぜかしら? この作品は浅く観ても楽しめるし、深く観ていろいろなことを考えることもできる。ぜひ多くの方に観ていただきたいです。
公演データ
ル テアトル銀座(2/2〜14)

*2/17(土)埼玉・所沢ミューズ、2/21(水)愛知厚生年金会館、2/27(火)〜3/2(金)静岡・浜松アクトシティ、3/4(日)大阪シアター・ドラマシティ、3/6(火)福岡・メルパルクホールFUKUOKAでも公演あり。