シルク・ドゥ・ソレイユ『ダイハツ ドラリオン』公開リハーサル - 2007年2月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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写真/左から「土」「水」「火」「空」、4つ自然の力を象徴するパフォーマーたち
▲左から「土」「水」「火」「空」、4つ自然の力を象徴するパフォーマーたち
写真/絶妙のバランス感覚と身体のしなやかさを見せる「シングル・ハンドバランシング」 写真/2組の男女が空中ブランコで大技を繰り広げる「ダブル・トラピス」

▲絶妙のバランス感覚と身体のしなやかさを見せる「シングル・ハンドバランシング」

▲2組の男女が空中ブランコで大技を繰り広げる「ダブル・トラピス」
写真/ロープと中国の雑技を組み合わせた難度の高い「スキッピング・ロープ」 写真/おバカなことが大好きな道化トリオも客席を沸かせる

▲ロープと中国の雑技を組み合わせた難度の高い「スキッピング・ロープ」

▲おバカなことが大好きな道化トリオも客席を沸かせる
写真/作品のシンボル、ドラリオンも大技のお手伝い 写真/巨体もなんのその。ドラリオンによる驚きの玉乗り

▲作品のシンボル、ドラリオンも大技のお手伝い

▲巨体もなんのその。ドラリオンによる驚きの玉乗り
 カナダ・モントリオールを拠点に、アメリカ、ヨーロッパ、アジアなど各地で、美麗な演出と、驚異的な身体能力を生かしたサーカス技を組み合わせて、複数の作品を世界同時上演しているサーカス集団、シルク・ドゥ・ソレイユ。その7作目となる来日作品『ダイハツ ドラリオン』が、7日に開幕し、その前日に公開リハーサルが行われた。

 会場は、原宿・代々木体育館横に建設された専用劇場「新・ビッグトップ」。円形の舞台を囲むように客席が設置され、正面奥の巨大な壁のような装置からキャストや大道具・小道具が登場するという具合だ。もちろん、シルクにとっては空中も舞台。ブランコや天井からぶらさがった布を用いたパフォーマンスも続々と登場する。

 テーマに「東洋と西洋の融合」を掲げたというだけあって、衣裳もシルク独特の色鮮やかなタイツだけでなく、中国の武術を思わせる道着風のもの、インドの舞踊装束を思わせる装飾豊かなものまで実に多彩。メイクにも京劇や歌舞伎の化粧を取り入れたり、銅鑼や鼓の音が効果音としてアクセントをつけていたりと、舞台上はまさに文化のるつぼだ。その象徴と言えるのが、西洋のドラゴンと東洋の獅子(ライオン)を合わせた空想上の動物、ドラリオン。劇中にも何度か登場し、大きな身体を悠然と揺らして歩く姿は堂々たる迫力をそなえるが、どこか獅子舞にも似たユーモラスな雰囲気も漂わせる。

 本作には、はっきりとした物語があるわけではない。4つの自然の力「空」「水」「火」「土」を体現するパフォーマーたちが、時に反発し合い、時に融和しながら森羅万象を形づくるさまを、東西文明の融合と重ね合わせて描いていく。軽やかな風となり伸びやかに舞う空の精、激しく燃え盛る火の精、すべてを優しく包み込む水の精、大地の鼓動に共鳴する土の精。それらを表現する難度の高いアクロバティックな技の数々は、演じているのが人間であることを忘れるほどだ。

 もちろん、そこはサーカス。道化役(クラウン)も、合間合間に登場してはたっぷりと笑わせてくれる。こちらも笑えるだけでなく、観客があっと驚く趣向が用意されているので、ぜひ劇場でお確かめいただきたい。

 東京公演は5月6日(日)まで。その後、宮城・大阪・愛知・福岡を巡演する。日程は下記のとおり。
公演データ
東京公演:原宿・新ビッグトップ(2/7〜5/6)

*5/23(水)〜7/8(日)仙台・新ビッグトップ、7/25(水)〜9/9(日)南港・新ビッグトップ、10/31(水)〜2008.1/6(日)名古屋・新ビッグトップ、2008.4/23(土)〜6/15(日) 福岡・新ビッグトップでも公演あり。