『グッドラック、ハリウッド』公開舞台稽古 - 2007年3月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
サイト内検索
すべて|
公演名|
人名・劇団名|
劇場|
演劇ニュース
様々な条件で検索
こだわり検索
注目キーワード

演劇ニュース

このエントリーをはてなブックマークに追加
ニュースを購読する
写真/長塚京三(左)と筒井道隆

▲長塚京三(左)と筒井道隆
写真/会見より。左から筒井、長塚、久世星佳

▲会見より。左から筒井、長塚、久世星佳

 長い人生の中で味わう栄光と斜陽――。名匠ビリー・ワイルダー監督の生き様をモチーフに、そのこだわりゆえに仕事が来ない“巨匠”映画監督のユーモラスで少し切ない姿を、ウィットに富んだ会話をふんだんに散りばめて描いた三人芝居『グットラック、ハリウッド』が、2日に初日を迎えた。

 前日に公開された舞台稽古では、主演の長塚京三が、一見温厚で社交的ながら皮肉屋で短気、それでいて仕事に関しては人一倍純粋というかつての“巨匠”映画監督ボビーを熱演。乱高下するテンションに乗せて膨大なせりふをしゃべる姿は、さすがベテランといった風情だ。自分の映画を世に出したいボビーの提案に乗り、自身の新作の売り込みとは形ばかりの監督を引き受けることになる脚本家志望のデニス役には筒井道隆。「映画は観客、クライアントがいてこそ」と考える現実的な目と映画に対する静かな愛情を秘めた青年に、筒井の落ち着きあるマイペースな演技がはまる。ボビーを温かく見守る秘書メアリーを演じる久世星佳も、対照的な二人の間で右往左往する姿を時にユーモラスに、時に感情たっぷりに演じて、映画熱にうなされる男たちの物語に、恋や人生の機微を添えていた。

 観る人の年齢や経験によって共感できる人物やせりふが異なりそうな奥行きのある本作。ぜひ、幅広い年代の人に観てもらいたい一作だ。

公演データ
2007.3/2(金)〜18(日) 紀伊國屋サザンシアター

【スタッフ】 作=リー・カルチェイム 翻訳=小田島恒志 演出=山田和也
【キャスト】 長塚京三/久世星佳/筒井道隆 ほか

・チケット発売中
・全席指定7,000円 
・お問い合わせ=チケットスペース TEL.03-3234-9999、CATチケットBOX TEL.03-5485-5999

*3/27(火)福岡・メルパルクホールFUKUOKA、30(金)兵庫県立芸術文化センター、4/1(日)愛知・中日劇場でも公演あり。