新橋演舞場『桂春団治』制作発表 - 2007年3月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
サイト内検索
すべて|
公演名|
人名・劇団名|
劇場|
演劇ニュース
様々な条件で検索
こだわり検索
注目キーワード

演劇ニュース

このエントリーをはてなブックマークに追加
ニュースを購読する
写真/沢田研二(左)と藤山直美

▲沢田研二(左)と藤山直美
 戦前の上方で、“爆笑王”として一世を風靡した噺家・桂春団治。酒と女を愛し、ゴシップの面でも一流だった彼の生き様と、その女房・おときとの情愛を、笑いと涙でつづる名作『桂春団治』が、5年ぶりに幕を開ける。

 同作は長谷川幸延の小説を原作に、昭和26年に二代目渋谷天外が舞台化。その後藤山寛美が引き継いで代表作の一つとしていた作品を、平成14年大阪松竹座で、藤山直美のおとき、沢田研二の春団治で復活(東京公演の春団治役は中村勘九郎[当時])したものだ。『夫婦善哉』(平成17年)でも息の合った演技を披露した二人の『春団治』は東京初上陸。共に関西出身で長く芸道を歩む二人ならではの上方情緒にあふれる芝居に注目だ。
藤山直美
初演では、沢田さんに対して遠慮のようなものがあって、中日くらいまでは手探り状態でした。ですから、今回は、もう少し夫婦のしっくり感を出していけるのではないかと思ってます。沢田さんは舞台で見とれてせりふを忘れるくらい(笑)、すごいです。華があるってことは持って生まれたもので、体中に花をつけても無理なんですね。言い出したら止まらないんですけど、沢田さんには華、それを持って生まれた強さがあると思うんです。舞台の上で毎日沢田さんという方に触れさせて頂いて、とても財産になっています。この作品では、幕が開けば法善寺横丁も見えます。古き良き時代の大阪を観てもらって、久しぶりに芝居らしい芝居を観たなあと思って頂けたらうれしいです。父(寛美)の感覚を受け継いでいる部分は私にもありますけど、この作品の中では男女の違いで、役も違いますので、心持ちを受け継げたらいいと思っています。

沢田研二
この作品は僕にとって初めての商業演劇の大舞台でした。僕が出ていくと客席から「こいつや、こいつが悪いねん」って言われて、思わずうろたえたりしたんですけど、車引き役の曽我廼家文童さんが「あんだけ感情移入して頂いたら、幸せでっせ」って言って下さって。なるほど、こういう劇場にいらっしゃるお客様はこんなふうにお芝居をご覧になるんだと、勉強になりましたし、お芝居は深いものだと思いました。初演では、二代目の渋谷天外さん、寛美さんもなさった役ですから、僕なりに、普通にやろうと思っていても、どこかでいつも緊張していたと思います。役者としてはもちろん、成長したところも観ていただきたいですが、一方あの時の初々しさも大切ですから、いつも新鮮な気持ちで、大阪、博多と計3カ月、緊張感を保って、一生懸命務めたいと思っています。
公演データ
2007.4/3(火)〜27(金) 新橋演舞場

【スタッフ】 原作=長谷川幸延 脚本=舘直志 補綴=平戸敬二 脚本・演出=宮永雄平
【キャスト】 沢田研二/藤山直美 ほか

・チケット発売中
・全席指定一等席12,600円/二等席8,400円/三階A席4,200円/三階B席2,520円/一階桟敷席13,650円
・お問い合わせ=劇場 TEL.03-3541-2600

*5/3(木・祝)〜27(日)福岡・博多座、6/1(金)〜25(月)大阪松竹座でも公演あり。