MA主演『サバイバル☆アイランド』製作発表 - 2007年4月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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 得意とするダンスや歌を生かし、ミュージカルなどで活躍している4人組・MA(ミュージカルアカデミー)が、5月から3年ぶりとなるストレートプレイ『サバイバル☆アイランド』に出演。初めてメンバーのみの舞台に挑戦する。

 原作は、02年にミュージカル『OUR HOUSE』でイギリス最高の演劇賞オリヴィエ賞を受賞した作家ティム・ファースの初期代表作で、イギリスではテレビ映画にもなった人気コメディーだ。物語の舞台となるイギリスの湖水地方はそのままに、登場人物を中年男性から日本の若手営業マン4人に置き換え、彼らがひょんなことから体験する無人島でのサバイバル生活を、笑いを交えて描く。

 製作発表には、MAの4人(屋良朝幸・米花剛史・町田慎吾・秋山純)と、演出と翻訳を手がけた吉川徹が出席したが、役柄がサラリーマンということでMAはスーツ姿で登場(実際の舞台ではスーツ姿ではない)。普段、スーツを着ることはほとんどないということで少々緊張気味だったようだが、そのフレッシュな姿に会場からは思わず「かわいい!」という声が飛び出した。会見の途中にはMAが集まった報道陣相手に名刺交換をし、その枚数や交換する際のマナーを吉川が判定するというゲームもあり、会場は大盛り上がり。また今回は、屋良が頭が良く冷静で繊細な神経の持ち主のターロー役、米花がガキ大将タイプで口の悪い皮肉屋だか実は弱い一面もあるゴンドー役、町田が人と話すのが苦手なオタク気質の青年アンガ役、そして秋山がまじめで気弱なリーダー役と、それぞれ個性のあるキャラクターも見どころだが――

屋良「何も考えずに初めて台本を読んだ時に、なんとなくこの役だなぁという気がしました」

米花「僕も言いたいことは口に出さないとすまないようなところがあるので、ゴンドーの気持ちがわかるところも多いです。役作りと、新しい挑戦を前に気合いを入れる意味も込めて思いきって坊主頭にしました。反省とかじゃないですよ(笑)」

町田「僕自身はオタクっぽくないと思いますが、気が付いたら秋葉原にいることが多いなぁ……」

秋山「思いっきりオタクだよっ! 僕にこの役がきたってことは、MAのリーダーは町田だけど一般的に見てリーダーっぽいのが僕だったってことかな(笑)」

米花「単純に、最年長だから?」

さらに、もし実際に無人島にたどり着いたら4人の役割は?との質問に対しては――

町田「食料は米花が槍を片手に捕ってくるので、屋良と秋山がどうするか相談している間、僕は少し離れて空を見上げてる感じですかねぇ」

屋良「とかいって町田はまずはパニックになると思うので(笑)、米花が狩りをして秋山が調理している間、僕は海に潜って大好きな魚観察でもしようかと……南の島だし!」

他3人「南の島って誰が決めたんだよっ!」

米花「4人中2人が何もしないので、僕は自分が生きられればいいかなぁと……なんて言って、多分食料を確保しに行くと思いますけど」

秋山「町田は頭が回る人なのでいい案を思い付きそうだし、屋良はかなり動けるので山で実とか採ってきそうだし……」

屋良「実かよっ!」

秋山「僕は火をおこすのが得意だし、米花はやっぱり魚とか捕ってくるだろうし――このメンバーなら結構長く生き延びそうですね」

とボケと突っ込みを飛び交わせながら応えるなど、会見は終止笑いの絶えないなごやかなものに。メンバーは「とにかく今回は4人だけなので、持ち前のチームワークで楽しい舞台にしたい」と口をそろえた。
吉川徹(演出・翻訳)
今回の作品はイギリスのコメディー。アメリカのワーッと笑いが入るコメディーとはまた違って、すごく普通の人間が、普通に一生懸命にやってるつもりが、それがどこかすごくオカシイというのが特徴です。でも“普通”の演技って、本当に難しい。それにMAが4人だけで挑むんです。ですから、単純に台本に沿って稽古をするだけではなく、いろんなシチュエーションを即興で演じてもらうようなワークショップ形式も取り入れながら、MAの4人の感性を引き出していけたらと思います。その中で、役柄なんかもどんどん変化していく可能性もありますし。とにかく今回は、“MAのMAによるMAのための芝居”みたいな感じで、MAというグループだからこそのチームワークで、一つの新しい作品世界を作っていきたいですね。どうぞご期待ください。

屋良朝幸
今回は、4人だけの舞台に初挑戦するということで不安や緊張もありますが、ワクワクしています。メンバーだけだからこそ思いきり体当たりで稽古できる部分もあるし、きっとMAの新しい一面をお見せすることができるはず。ワークショップ的な稽古になるということで、僕らにとっては稽古場自体がサバイバルになるかもしれませんが(笑)、楽しみながら頑張っていきたいです。

米花剛史
今回は、これまでのように歌やダンスはなく、完全に芝居のみだから力を試される作品でもあります。吉川さんにいろいろと指導していただき、4人で芝居のレベルを上げて本番に臨みたいと思います。

町田慎吾
作品については、コメディーということで最初はプレッシャーも感じました。でも吉川さんとメンバーとすごく和気あいあいとした空気があるし、楽しく稽古できると思います。コメディーとして面白くしつつ、シメるところはシメてしっかりと芝居をしたい。チームワークを生かしきってこの舞台を成功させるのでよろしくお願いします。

秋山純
みんなも言っている通り、これまでは実力のある共演者や先輩方に支えられながらの舞台でしたが、今回は4人のみ。一番得意とするダンスという武器を使わずに成功させることが、僕たちにとってもすごく大きな意味を持つ。そういう作品にめぐり合えたチャンスを絶対に生かしたいし、頑張って稽古に励みます。メンバーとはこの7年間、家族よりも長く一緒にいます。今日の会見もそうですが、メンバーはもちろん、吉川さんが一緒の時にもいつも笑いが絶えないので、稽古場も舞台もすごく楽しい現場になると思います。