『レ・ミゼラブル』日本初演20周年記念ファン感謝デー2稽古場で歌おう『レ・ミゼラブル』 - 2007年5月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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写真/公開稽古より。中央は岡幸二郎

▲公開稽古より。中央は岡幸二郎
写真/公開稽古より。 写真/名曲メドレーを披露するRAG FAIR

▲公開稽古より

▲キャストとともに山口ひで也の歌唱指導を受ける参加者たち
 今年、日本初演20周年を迎える大作ミュージカル『レ・ミゼラブル』が、開幕を半月後に控え、稽古場にファンを招いて歌唱指導するという異色イベントを行った。応募総数4266通。抽選で選ばれた100名の中には、仙台や大阪から来たという熱心なファンも。帝国劇場内の稽古場で約60名のキャストとともに、熱気あふれる時間を過ごした。
 本番さながらの廻り盆も配された稽古場。参加者にはまず、貧困をあえぐ下層市民による“at end of the day”、工場でのもめ事を描いた“factory”、学生革命家たちの集会“ABC CAFE”の稽古が公開された。今年初参加となる渚あき、20周年記念キャストにも名を連ねるベテラン・岡幸二郎、05年からの続投となる藤岡正明ほか出演者はそれぞれに熱演し、参加者は早くも拍手喝采。

 その後、参加者もキャストと共に盆の上にあがり、音楽監督・山口ひで也じきじきの歌唱指導を受けた。ナンバーは、キャストによって歌われた“at end of the day〜factory”のほか、人気キャラター2人、エポニーヌとファンテーヌの歌詞を融合させた“On my Own”特別バージョン、主人公バルジャンが歌う難曲“Bring Him Home”、作品の主題歌ともいうべき“People's Song”。

 途中、山口は「“at end of the day”は途中明るい曲調に転調するが、それがかえって貧困への不安をかきたてる効果がある」「“On my Own”のサビのフレーズは、作品の中で一番最初に作曲された大変重要なもの」など、興味深い説明を交えながら指導。参加者も長年のファンなのか、皆熱心で、素人とは思えないほど厚みのある歌声を響かせていた。

 キャストも参加者にアドバイスするなど大活躍。あまりの人の多さに、「指揮が見えませーん」と声が挙がると、アンサンブルの一人に肩車された子役の少年が、とっさに代理指揮を買って出るという一場面も。群衆劇らしい、そんなチームワークのよさも印象的だった。

 最後には、応募者が稽古場内を自由見学。きれいに並べられた小道具を興味深そうにながめたり、キャストにさまざまな質問をなげかけたりと、和気あいあいとした時間を過ごしていた。

 『レ・ミゼラブル』は6月8日〜8月27日まで上演予定。6月11日に日本初演20周年を迎える。
公演データ
2007.6/8(金)〜8/27(月) 帝国劇場

【スタッフ】 作=アラン・ブーブリル クロード=ミッシェル・シェーンベルク 潤色・演出=ジョン・ケアード トレバー・ナン 翻訳=酒井洋子 訳詞=岩谷時子
【キャスト】 山口祐一郎/別所哲也/今井清隆/橋本さとし/阿部裕/石川禅/岡幸二郎/今拓哉 ほか(全役交互出演)

・チケット発売中
・全指S席13,500円/A席9,000円/B席4,000円
・問合せ=劇場 TEL.03-3213-7221