宝塚歌劇・星組『KEAN』制作発表 - 2007年6月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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写真/蒼乃夕妃、柚希礼音、轟悠、南海まり

▲左から蒼乃夕妃、柚希礼音、轟悠、南海まり
写真/会見に先立ち、楽曲が披露された 写真/谷正純

▲会見に先立ち、楽曲が披露された

▲谷正純
写真/轟悠 写真/柚希礼音

▲轟悠

▲柚希礼音
写真/南海まり 写真/蒼乃夕妃

▲南海まり

▲蒼乃夕妃
 6月13日、都内にて、宝塚歌劇・星組の日生劇場公演『KEAN』の制作発表が行われた。

 キーンとは、19世紀に実在した天才的シェイクスピア役者、エドモンド・キーンのこと。彼の生涯を題材にした戯曲には、劇作家、アレクサンドル・デュマやジャン・ポール・サルトルの作品があるが、今回上演されるのは、ロバート・ライト、ジョージ・フォレストの作詞・作曲、ピーター・ストーンの台本により、61年にブロードウェイで初演されたミュージカル版『KEAN』だ。大道芸人上がりの一人の男である自分と、役者である自分との狭間で揺れるキーンの姿を、複雑に絡み合う恋愛模様を交えて描く。

 タイトルロールには、雪組トップスターを経て専科へ移り、骨太な演技でたくましさあふれる男役像を確立、今や宝塚の顔となった轟悠。キーンの身分を越えた遊び仲間プリンス・オブ・ウェールズ役に、たぐいまれなダンス力で観客を魅了し、中堅ながらこの春から星組の準トップとして活躍している柚希礼音。デンマーク大使夫人エレナ役に、透き通る歌声が魅力の中堅娘役スター・南海まり。女優志願の娘アンナ役に、流麗なダンスが光る入団4年目の新進若手娘役・蒼乃夕妃がそれぞれ扮する。

 会見では、キャストによる楽曲披露に続き、出席者が記者からの質問に答え、公演への意気込みを語った。
谷正純(作・演出)
ハムレットが死んだところからスタートするという変わった導入。(主人公が)シェイクスピア俳優ということで、シェイクスピア作品の劇中劇が出てきますが、そこにオペラやバレエなどミュージカルの要素を散りばめ、宝塚版にアレンジします。劇中劇と実際の芝居の人間関係が同時に進行するのが見どころですね。キーンは、芝居をしてる自分とオフの自分、どちらが本当なのか分からなくなって、狂気に近いところまで行ってしまう。それがすごく宝塚を愛して夢中になっている轟と重なったら面白いものができてくるかなと。轟は今、宝塚で一番素晴らしい役者。サルトルやデュマが役者にほれてホンを書いたように、私も轟の素晴らしいところを十分にお見せしたいです。

轟悠
キーン役は挑戦と言える難しい役。谷先生は初舞台の時からとても怖くて厳しく、新人公演でも怒られて怒られて育ってきましたが、今、聞き間違いか私をほめてくださるような言葉を(笑)。まずは先生の台本に忠実に、これまでの力を存分を発揮できれば。私もキーンのように、本名でと芸名、どちらの自分が本当なのか分からなくなってきております。以前に寝言で、(夢の中で)立ち回りをやってたんでしょうね、急にお布団をバッと剥いで“ぶった切ってやる!!”と(笑)。今回はシェイクスピア風になってくるかもしれませんね(笑)。

柚希礼音
轟さんとは2年前に『長崎しぐれ坂』でご一緒させていただいたのですが、その時とは違い、近くでお芝居をさせていただけるのがとても楽しみ。轟さんは男役として今まで追求されてきたものがすごくて、しかもまだまだ勉強されているところをとても尊敬しています。シェイクスピア作品は、心を表現する言葉がすばらしい。お稽古が始まるまでにいろいろ読んでみたいと思います。

南海まり
轟さんとご一緒にお芝居をさせていただけることが何より楽しみ。シェイクスピアは、見ている人の想像力を膨らませるような、とてもドラマチックな表現、すごく哀しい表現をしているので、私も表現力も膨らませたいと思います。

蒼乃夕妃
大好きなブロードウェイのミュージカルに、こんなに大きな役で出させていただける、また大先輩の轟さんや星組の上級生の方々と、お芝居をたくさんさせていただけるということで、下級生なのですが一生懸命ついていきたいと思います。(宝塚)音楽学校に入って初めての演劇の授業で話したのが『ロミオとジュリエット』のジュリエットのせりふで、それ以来『ロミオ〜』が大好き。映画もお芝居もよく観に行かせていただいています。
公演データ
2007.9/1(土)〜23(日) 日生劇場

【スタッフ】 作詞・作曲=ロバート・ライト/ジョージ・フォレスト 脚本=ピーター・ストーン 潤色・演出=谷正純 翻訳=青鹿宏二
【キャスト】 轟悠/柚希礼音/南海まり/蒼乃夕妃 ほか

・7/29(日)前売開始
・全席指定SS席8,000円/S席7,000円/A席5,000円 
・お問い合わせ=阪急電鉄 歌劇事業部 TEL.03-5251-2071