舞台版『大奥』製作発表会 - 2007年7月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
サイト内検索
すべて|
公演名|
人名・劇団名|
劇場|
演劇ニュース
様々な条件で検索
こだわり検索
注目キーワード

演劇ニュース

このエントリーをはてなブックマークに追加
ニュースを購読する
写真/左から金子昇、松尾れい子、久保田磨希、安達祐実、鷲尾真知子、浅野ゆう子、山口香緒里、羽場裕一
▲左から金子昇、松尾れい子、久保田磨希、安達祐実、鷲尾真知子、浅野ゆう子、山口香緒里、羽場裕一
写真/会場内に飾られた映画版衣裳。鯉の滝登りをモチーフにした、現代的なデザインの打掛け 写真/原作・脚本の浅野妙子(左)と演出の林徹

▲会場内に飾られた映画版衣裳。鯉の滝登りをモチーフにした、現代的なデザインの打掛け

▲原作・脚本の浅野妙子(左)と演出の林徹
 TVドラマでヒットを飛ばし、映画版も好評を博した「大奥」が舞台化されることとなり、作品に縁深い徳川家の菩提寺である増上寺にて製作発表が行われた。

 原案となるのはフジテレビ系で放送されたドラマシリーズの第1弾で、和宮降嫁から明治維新までの激動の時代における女性たちの生きざまを描く。浅野ゆう子、安達祐実ほか、出演者の多くはドラマ版からの続投だ。

 会見では、主要キャストが映画版で使用した豪華衣裳に身を包み登場。場内にも着物数着が飾られ、「大奥」の華やかな世界観を演出していた。

 なお、11月愛知・中日劇場公演が控えるほか、来年5月からは全国15カ所へのツアーも予定されている。主なコメントは以下の通り。
浅野妙子(原作・脚本)
いつも最初は「できるんだろうか」とおじけづく気持ちがあるのですが、「こんな素敵なことができるんだ」というわくわくした気持ちに変わっていくんです。舞台はTVと違い、“わざわざ来ていただく”お客さん(が相手)なので、TV以上に、笑ったり泣いたり感動したりということを、プレゼントできるような作品に必ずしていこうと思っています。

林徹(演出)
実は映画化よりも前に舞台化の企画がありました。私はTVドラマの演出家なので舞台はできるのか不安ではあったのですが、一番好きなファーストシーズンの浅野ゆう子さん、安達祐実さんともう一度仕事ができるということで、すごくやる気があります。若い人から年配の人まで楽しんでいただける舞台にしたいと思います。連続ドラマで一番感動するところを毎場ごとに見せられるよう、浅野さんが書いてくれており、瀧山とその弟子の初島の物語、実成院と和宮の和解、そして和宮と瀧山とのクライマックス、その3つが散りばめれています。

浅野ゆう子 大奥総取締・瀧山役
私は瀧山という役がすごく好きです。始めはこれほど怖くて嫌な女性を演じられるだろうかと思っていたのですが、すごい勢いでピタッとハマってしまい、これから私は一生イジメ役でいこうと覚悟を決めた役でもあります(笑)。30歳を過ぎたら大奥では「おしとね御免」といって、上様からお声がかかっても辞退しなければならないしきたりがございます。私はとうに過ぎておりますので、(そういう立場である)瀧山は、50、60歳になっても演じられる役。私のライフワークになればうれしいかなと思います。女の闘いという面では、京都からお嫁にきて徳川家になじめない和宮に対し、チクチクとイビリが入ってくるのではと……バトルをどんなふうに返してきていただけるか、私も楽しみにしています。

安達祐実 家茂御台所・和宮役
テレビの第一シリーズで同じく和宮をやらせていただいて、「大奥」に帰ってくることができてとても嬉しいです。今日、久しぶりにこの格好をしてみて、舞台で2カ月間これを毎日着て演じると思うとちょっと恐ろしい気もしますが(笑)、なんとか頑張って健気な和宮を演じたいと思います。和宮は悪気はないんですが、なかなか徳川家や大奥のしきたりに染まっていけない。けなげでかわいらしく、でも本当は芯の強い女性。目でぐっと、反抗できるところはしていきたいと思います(笑)。

羽場裕一 僧侶・柳丈役/徳川第13代将軍・家定役
“ザ・大奥”初参加の羽場裕一でございます。これだけ素敵な女性に囲まれて、非常に緊張しています。多分、楽屋とか稽古場が女子校のようになって、スカートとかめくって(うちわで)バタバタと……そんな安達祐実ちゃんは観たくないなと(一同笑)。ともかく、非常に光栄に思っております。数少ない男性陣としては男の色気で勝負したいですし、色恋も必要なので、そのへんを担当させていただきたいなと……でも、舞台を離れると、きっとパシリ扱いかな(笑)。しっかり舞台を支えていきたいと思ってます。

金子昇 徳川第14代将軍・家茂役
大好きなシリーズにまた参加させていただき、本当にありがたく思っています。一生懸命頑張ります。女性陣に囲まれているというだけで、幸せな気持ちだと思うので楽しみつつ……和宮を好きな家茂を出していただければと思います。

鷲尾真知子 大奥スリーアミーゴス・葛岡役
徳川家ゆかりの増上寺にこうやって皆様といられることがまるで夢のようでございます。きっと私の前世は、徳川ゆかりの何かなんでしょうね……(一同笑)。山口さん久保田さんと三人で、お客様に「ああ今日来てよかった」と思っていただけるようなエネルギーを出し、そしてお客様からもエネルギーをいただいて、素敵な舞台を作りたいと思います。

山口香緒里 大奥スリーアミーゴス・吉野役
今日こんなきれいな打掛けまで着させていただいておとなしくしておりますが、舞台ではきっと暴れるんだろうなと。私は舞台、しかもこんなに大きな舞台に立つのが初めてで、念願だったのでうれしいですが、大丈夫だろうかという緊張の方が今は大きいです。「一度やったらはまるよ」と言われる舞台の魅力に、私もこの作品ではまりたいと思いますし、お客さんにはぜひ楽しんで帰っていただきたいと思っております。

久保田磨希 大奥スリーアミーゴス・浦尾役
「大奥」という作品は、私の役者人生の中でかけがえのない作品。舞台でまた、大奥スリーアミーゴスとして存在させていただくのがとても幸せです。私も山口さんと同じで、大きな劇場、長期間の舞台というのが初めてです。本番までにあれもこれもしなければと考えて、先日、ビリーズブートキャンプを始めました(笑)。瀧山さま、ここで一発やらせていただいてよろしいでしょうか(と浅野ゆう子に目配せ)。「味覚の秋ぁ〜っ、美味でございます〜!!!」。ありがとうございました!

松尾れい子 奥女中・おその役
TVの第一シリーズでゲスト出演させていただいたのですが、その際、ものすごく厳しく、かつ愛をもった演出を林監督にいただきました。もう二度と私は林監督とお仕事をできないだろうと思っていましたが、もう一度お仕事をしたいなと思っていて、それが4年越しに叶いました。ここに立てるだけで私は感極まっています。切なく美しくはかなく、「大奥」の一部になりたいと思っています。
公演データ
【スタッフ】 原案=フジテレビ系ドラマ「大奥」より 原作・脚本=浅野妙子 演出=林徹 音楽=石田勝範 
【キャスト】 浅野ゆう子/安達祐実/木村多江/金子昇/松尾れい子/鷲尾真知子/山口香緒里/久保田磨希/羽場裕一/江波杏子 ほか

【東京公演】
2007.9/29(土)〜10/27(土) 明治座
・チケット発売中
・全席指定A席12,000円/B席5,000円
・お問い合わせ=劇場 TEL.03-3660-3900

【愛知公演】
2007.11/3(土・祝)〜 29(木) 中日劇場
・8/25(土)前売開始
・全席指定A席13,000円/B席6,000円
・お問い合わせ=劇場 TEL.052-263-7171