『LOVE30VOL.2〜女と男の物語〜』公開舞台稽古 - 2007年8月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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写真/『北向きの女』より 内田滋(左)と純名りさ
▲『北向きの女』より 内田滋(左)と純名りさ
写真/『アルゼンチンにて』より 尾美としのり(左)と鈴木砂羽 写真/『箪笥の行方』より 羽場裕一(左)と小西美帆

▲『アルゼンチンにて』より 尾美としのり(左)と鈴木砂羽

▲『箪笥の行方』より 羽場裕一(左)と小西美帆
 小劇場を中心に活躍している注目の3劇団の劇作家がそれぞれ30分の短編二人芝居を書き下ろしたオムニバス公演『LOVE30〜女と男の物語〜』の第2弾が、15日からPARCO劇場で開幕した。

 昨年、東京セレソンDXのサタケミキオ、モダンスイマーズの蓬莱竜太、劇団カッパドキア夫人の三島ゆきという気鋭の劇作家3人を迎えて、青年座の宮田慶子演出で上演された第1弾。その好評を受けて、シリーズ化された今回も、グリングの青木豪、THE SHAMPOO HATの赤堀雅秋、ONEOR8の田村孝裕と、今やプロデュース公演に引っぱりだこの人気劇作家をそろえた。
 描かれる女と男の物語も、三者三様。不動産屋の男と元上司の女との何気ないやりとりが進むにつれて、女の抱える心の傷が浮き彫りになる『北向きの女』は、繊細な心の揺れ動きを無駄のないせりふでつづる青木ならではの仕上がり。純名りさの喜怒哀楽のはっきりした表情も、作品を引き立てる。

 高校の同窓会の二次会でカラオケ屋に二人きりで居残った元恋人の男女が、失われた恋に心揺らす『アルゼンチンにて』は、ストレートな欲望と後戻りしたくないという想いが生々しく交錯する。人間のずるさも愚かさも赤裸々に描き込む赤堀の対話は、実際のカラオケ屋でのやり取りをのぞき見るようだ。

 田村が描く3作目の『箪笥の行方』は、一転、カラっと明るいタッチ。3年間の同棲生活を解消することになった中年男と“三十路前”の女が、古びた箪笥の引き取りをめぐって意地を張り合う。お互いにそのこだわりの真相を探ろうとするが……。ユーモラスな対話を盛り上げる、羽場裕一と小西美帆のテンションの高い演技が前二作と対照的で、すっきりとした締めの後味を残した。

 東京公演は24日まで。
公演データ
【スタッフ】 作=『北向きの女』青木豪/『アルゼンチンにて』赤堀雅秋/『箪笥の行方』田村孝裕 演出=宮田慶子 音楽=稲本響
【キャスト】 『北向きの女』純名りさ/内田滋 『アルゼンチンにて』鈴木砂羽/尾美としのり 『箪笥の行方』小西美帆/羽場裕一

【東京公演】
2007.8/15(水)〜24(金) PARCO劇場
・チケット発売中
・全席指定7,000円、平日昼6,000円
・問い合わせ=PARCO劇場 TEL.03-3477-5858

【愛知公演】
2007.9/5(水) 愛知県勤労会館
・チケット発売中
・全席指定S席7,500円/A席6,500円
・問い合わせ=メ〜テレ TEL.052-331-9966

【大阪公演】
2007.9/8(土)・9(日) 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
・チケット発売中
・全席指定6,300円
・問い合わせ=キョードーチケットセンター TEL.06-6233-8888