『錦秋演舞場祭り 中村勘三郎奮闘』製作発表 [記者会見] - 2007年9月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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写真/中村勘三郎 写真/森光子

▲中村勘三郎

▲森光子
写真/鈴木聡 写真/栗山民也

▲鈴木聡

▲栗山民也
 10月の新橋演舞場公演は『錦秋演舞場祭り 中村勘三郎奮闘』と銘打ち、昼の部は『十月大歌舞伎』、夜の部は『寝坊な豆腐屋』を上演。『寝坊な〜』は勘三郎と森光子の初共演作品としても注目を集めている。

 『十月大歌舞伎』は、『俊寛』、『連獅子』、『人情噺文七元結』の3演目。時代物、舞踊、世話物と、趣の異なる華やかな狂言が揃った。『人情〜』は映画監督の山田洋次が補綴を手がけている点にも注目したい。
 勘三郎と森が初共演する『寝坊な〜』は、東京の下町が舞台の、30数年ぶりに再会した母子の物語。ラッパ屋主宰でテレビドラマの脚本も数多く手がけている鈴木聡の書き下ろし、栗山民也演出による新作だ。鈴木は「この2人に書くのは大変なプレッシャーだった」とコメント。この日完成した台本を受け取ったという栗山は「普段の鈴木さんの作品より真面目な印象を受けた。時代を突き抜けてきた俳優2人(森と勘三郎)のキャラクターを反映したアバンギャルドなものにしたい」と意気込みを語った。

 先代の勘三郎とは舞台、ドラマで共演している森。当代の印象を聞かれると「先代の素晴らしさは何度も近くで見てきましたが、当代はまぶしくて正面から顔も見られません。胸の高鳴りを抑えるのが大変です。以前先代の家で麻雀をしている時、夜中まで(当代が)稽古している音が聞こえてきたのを今でも覚えています」と終始、にこやかな表情。また、森の希望で勘三郎の息子、中村勘太郎・七之助が夜の部にも出演することもこの日明らかにされ、森にとっては親子3代との共演が実現することになる。

 昼夜で歌舞伎と現代劇という異なるジャンルに挑む勘三郎は「新しい試みに携われてうれしい。『寝坊な〜』は、第一稿を読んで涙が止まらなかった。結末も素晴らしく、良い話に仕上がっている」と満足気。「常に新作にチャレンジする森さんの姿勢には頭が下がる思いです。共演は夢のよう。親父が一番喜んでいるでしょう」と感慨深い様子を見せた。
公演データ
2007.10/2(火)〜26(金) 新橋演舞場

・チケット発売中
・全席指定一等席15,750円/二等席10,500円/三階A席4,200円/三階B席2,520円/桟敷席16,800円
・お問い合わせ=チケットホン松竹 TEL.03-5565-6000