DynamicYunnanヤン・リーピンの『シャングリラ』日本公演 制作発表会 - 2007年10月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
サイト内検索
すべて|
公演名|
人名・劇団名|
劇場|
演劇ニュース
様々な条件で検索
こだわり検索
注目キーワード

演劇ニュース

このエントリーをはてなブックマークに追加
ニュースを購読する
写真/左から黒田育世、ヤン・リーピン、谷原章介
▲左から黒田育世、ヤン・リーピン、谷原章介
写真/舞台衣裳として使われる民族衣裳
▲舞台衣裳として使われる民族衣裳
 中国の26の少数民族に伝わる土地の自然に根ざした歌舞の数々を、中国第一級の舞踊家、ヤン・リーピンが大型の装置や照明などを用いた現代的な演出で構成した『シャングリラ』。世界ツアーでも高い評価を受けた舞踊作品が、来年3月、日本に初上陸する。先日行われた制作発表会では、来日した芸術監督のヤン・リーピンとともに、公演の宣伝サポーターを務める谷原章介とBATIKの黒田育世が、同作品の魅力を語った。
 03年に中国の昆明で初演された後、中国各地をはじめ、アメリカ、ロシア、ヨーロッパの芸術祭でも高い評価を受けたという『シャングリラ』。その柱となる民族伝統の歌舞は、ヤン・リーピン自ら雲南、四川、チベットの山村を歩き回り、15カ月かけて収集したという。出演者として村々の踊り手や歌い手を起用し、舞台に登場する衣裳や楽器、仮面なども実際に生活で用いられるものを使うなど、徹底して民族性にこだわっている。自らも少数民族出身であるヤン・リーピンは拠点である雲南について「多数の民族が住んでいる土地で、子供のころは、トイレに行くのもよその国に行って帰ってくるようなものだ、なんて言われたこともある」と冗談を交えながら、「1つの民族の踊りで一晩中公演ができるくらい、芸術文化のとても豊かな土地」と『シャングリラ』を支える伝統文化の魅力を語った。

 宣伝サポーターを務める谷原と黒田も、作品のユニークさに惚れ込んだ様子。テレビで中国語講座のパーソナリティーも務めている谷原が「衣裳の色鮮やかさと踊りの原初的なエネルギーに打ちのめされた。公演前にぜひ雲南に行ってみたい」と絶賛すると、自身も振付家・ダンサーとして活躍している黒田は「自然からインスパイアされて、ダンスが生まれることがうらやましい。東京では考えられないから。来年3月に、じっくりと凝視できるのを楽しみにしてます」と異文化ならではのダンスに刺激を受けている様子だった。

 現在、中国国内の公演では踊っていないというヤン・リーピンだが、『シャングリラ』の最後の見せ場でもあり、代表作ともいわれるソロダンス『孔雀の舞い』について「(日本公演では)私じゃなきゃダメだと言われて(笑)。踊ることしました」と語ると会場からは拍手が。“伝説の舞”を観ることのできる貴重な機会となりそうだ。
公演データ
2008.3/14(金)〜22(土) Bunkamuraオーチャードホール

【スタッフ】 芸術監督・構成=ヤン・リーピン
【キャスト】 ヤン・リーピン ほか雲南映像集団

・10/6(土)前売開始
・全席指定S席10,500円/A席8,400円/B席5,250円
・お問い合わせ=Bunkamura TEL.03-3477-3244