『新春浅草歌舞伎・二月花形歌舞伎』記者会見 - 2007年11月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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左から市川男女蔵、中村亀鶴、中村七之助、中村勘太郎、中村獅童、片岡愛之助
▲左から市川男女蔵、中村亀鶴、中村七之助、中村勘太郎、中村獅童、片岡愛之助
 若手歌舞伎俳優が大役に挑むことで話題となる、毎年恒例の新春浅草歌舞伎。来年1月の公演に向けて出演者が顔をそろえ(市川亀治郎は仕事のため欠席)、それぞれが意気込みを語った。

 今回の演目は、第1部では近松門左衛門作『傾城反魂香』と白浪五人男と称する盗賊五人組の活躍を描いた『弁天娘女男白浪』を、第2部では時代物の義太夫狂言『祇園祭礼信仰記 金閣寺』と世話物の名作『与話情浮名横櫛』を上演。各部開幕の前に、お年玉として恒例となった日替わりの年始挨拶も行う。さらには、二月花形歌舞伎と銘打ち、福岡・博多座での公演も決定。浅草と同じ顔ぶれで、こちらも『義経千本桜』、『菅原伝授手習鑑』など名作の数々に挑む。

 若手がそろっての会見ということもあってか、ムードは終始なごやか。質疑応答では中村勘太郎と市川男女蔵がまるで漫才のような掛け合いを見せる一幕もあり、同世代ならではの仲の良さをうかがわせた。主なコメントは以下の通り。
片岡愛之助
今年も参加できることをうれしく思います。同世代と同じ舞台に立てることは励みにもなりますし、プレッシャーにもなります。皆で一から作り上げていくこの浅草歌舞伎で一年をスタートできるのは幸せなことです。

中村獅童
1、2年目のころに空いてる客席を見て、なんとか足を運んでもらえるようにと、今ここに並んでる仲間と話し合って積み上げてきた公演なので、やはり格別な思いがあります。今では大勢のお客さんに来ていただいていますが、それにあぐらをかくことなく、初心を忘れずに若手同士ぶつかりあって良い作品を作り出していきたいです。

中村勘太郎
以前から皆で地方に行きたいと話していたので、今回博多に行けるのは夢のようです。若手ならではのエネルギッシュな演目ばかりなので、冬の寒い時期ではありますが、浅草も博多も会場を熱くしたいです。前の年の一年間で自分が学んだものを新年の最初にすべて出せるような舞台にしたいと思っています。

中村七之助
浅草では3年目からようやくお客さんが入るようになりました。今回初めての博多座での公演は本当に不安です。みなさん、宣伝してください(笑)。よろしくお願いします。決まったからには僕らは稽古を積んで、できることを一生懸命やるだけです。

中村亀鶴
初めて参加した時に、客層が普段の公演とガラッと違って驚いたのを覚えています。僕は歌舞伎は嗜むものではなく、楽しむものだと考えています。その楽しみの一つに、若い人が年を取った役を演じたり、またその逆もあったりと1人の人間が多彩な姿を見せられることがあります。そんな歌舞伎が博多でも、この公演をきっかけに根付くようになればいいなと思います。

市川男女蔵
浅草歌舞伎は年々皆で作り上げてきた公演です。博多も同様に、若い方にまた今年もやるんだと思っていただけるように年数を重ねていきたいです。この同世代の俳優たちと一年に一回集まることをとても幸せに感じています。それを毎年続けるためにも精進していかなければいけないと思っています。
公演データ
【キャスト】 市川亀治郎/片岡愛之助/中村獅童/中村勘太郎/中村七之助/中村亀鶴/市川男女蔵

【東京公演】
『新春浅草歌舞伎』
2008.1/2(水)〜27(日) 浅草公会堂
・演目 第1部『傾城反魂香』『弁天娘女男白浪』/第2部『祇園祭礼信仰記 金閣寺』『与話情浮名横櫛』

・12/8(土)前売開始
・1等席9,000円/2等席5,500円/3等席2,000円
・お問い合わせ=松竹 演劇営業部 TEL.03-5550-1686

【福岡公演】
『二月花形歌舞伎』
2008.2/1(金)〜23(土) 博多座
・演目 昼の部『義経千本桜』『高坏』『団子売』/夜の部『菅原伝授手習鑑』『鳴神』『蜘蛛絲梓弦』

・12/8(土)前売開始
・A席12,000円/特B席10,000円/B席7,000円/C席4,000円
・お問い合わせ=博多座予約センター TEL.092-263-5555