ミュージカル『テイクフライト』フォトコール - 2007年12月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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写真/前列左から、橋本じゅん、池田成志、宮本亜門、天海祐希、城田優、ラサール石井、後列左から、デイヴィッド・チャールズ・アベル、デイヴィッド・シャイヤ、リチャード・モルトビーJr.、ジョン・ワイドマン、森雪之丞
▲前列左から、橋本じゅん、池田成志、宮本亜門、天海祐希、城田優、ラサール石井、後列左から、デイヴィッド・チャールズ・アベル、デイヴィッド・シャイヤ、リチャード・モルトビーJr.、ジョン・ワイドマン、森雪之丞
写真/天海祐希 写真/城田優

▲天海祐希

▲城田優
写真/橋本じゅん(左)と池田成志 写真/ラサール石井

▲橋本じゅん(左)と池田成志

▲ラサール石井

4年ぶりの舞台出演となる天海祐希主演、宮本亜門演出の新作ミュージカル『テイクフライト』が、11月26日に東京国際フォーラムで初日を迎えた。開幕に先立ち、ミュージカル・ナンバー数曲を披露した後、ブロードウェイから招かれたクリエイティブ・チームと出演者らが会見を行った。

ミュージカル『テイクフライト』。この、ブロードウェイ公演も視野に入れているという超大作が、ロンドンでの現地のカンパニーによる初演を経て、いよいよ日本初演を迎える。構想から7年、宮本がブロードウェイの第一戦で活躍するクリエイターたちとともに作り上げた本作。史上初となる女性飛行士アメリア・エアハート、大西洋単独横断飛行を達成したチャールズ・リンドバーグ、有人動力飛行に初めて成功したライト兄弟――大空に夢を抱き、人類の偉業を成し遂げたパイロットたちの素顔と人生模様を、それぞれの時代を交錯させながらつづる。

美術家ニール・パテルが手掛ける舞台装置は、美しい照明とプロジェクターを駆使し、シンプルかつ大胆。稜線のようになだらかな高低差をつけたステージの床の上には、飛行機の翼をイメージさせる巨大な装置が置かれ、その翼がときにコックピットに、ときに盛大なパレード会場に……とさまざまに姿を変え、ランダムに進行するそれぞれのパイロットたちのシーンをつなぎ合わせていた。そんな、どこか不思議な空間の中で、空への熱い想いと伸び伸びと歌うキャストたちの晴れやかな表情が印象的だった。

東京公演は終了。12/14(金)〜16(日)福岡・北九州芸術劇場、19(水)〜21(金)愛知・中日劇場、08年1/3(木)〜5(日)大阪・梅田芸術劇場メインホールでも上演あり。

主なコメントは以下の通り。


宮本亜門(演出)
(この作品は構想から7年)なかなか“テイクフライト”できずにいたのですが(笑)、今年、ロンドン(での初演)で飛行機が一機上がり、続いて日本で大型の二機目が離陸しようとしています。飛行にトライして人間の可能性を越えた人たちの4つの物語。人びとに勇気を与えてくれる作品です。

天海祐希 アメリア・エアハート役
アメリアは、強い強い心と大きな夢を持って人生を駆け抜けていった女性。ちょうど私は、彼女が行方不明になった年齢と同じ年齢なので、近くにいるならぜひそばに来てほしいと。勇気と元気と明日への希望をもらいに来てください。(スタッフの)皆さんの想いを私が引き受けて、千秋楽まで頑張ります。

城田優 チャールズ・リンドバーグ役
チャールズは、特別な才能があったわけではなく、例えば僕ら役者が“演じる”ということに夢を持っているように、ただ“飛行”に夢を持っていただけの人。このミュージカルを観て、やりたいことがある人は、その夢にもっとまじめに向き合ってほしいし、夢がない人には、何か「やってやろう」と思える、すてきな夢に出会ってもらえたらいいですね。

ラサール石井 オットー・リリエンタール役
この作品は、空を飛ぼうとしている人たちと、われわれ役者のような、モノを作ろうとしている人たち全般を描いています。これまでミュージカルの演出もしましたが、いざ出てみるとこんなに大変だとは(笑)。でも城田君が、とっても優しく「今日は良くなりましたよ」なんて言ってくれて、なんて良い子なんだろうと!(笑)一日一日努力していきたいです。

池田成志 ウィルバー・ライト役
これほどリスペクトできる役は初めて。普段演じている役は、あまり……(笑)。ほとんど歌しかなく、言わば翼をもがれた状態なのですが(笑)、しっかり表現できればなと。皆さん、温かい目でよろしくお願いします(笑)。

橋本じゅん オーヴィル・ライト役
稽古中は、初めて挑む音符の海におぼれて、意識不明のまま打ち上げられて、国際フォーラムに着地した感じ(笑)。でも到着したところは、夢のような場所でした。歌がすごく良いので、言葉がいつの間にか歌に聞こえている、というふうになれば。

ジョン・ワイドマン(脚本)
ロンドン・東京と来て、これからブロードウェイに行くことになるかと思いますが、今回日本のすばらしいキャストで演じていただけるのを、うれしく思います。

リチャード・モルトビー・Jr(作詞)
“飛行”がテーマではなく、人間が毎日行っている、“何かを作り上げていく”ということがテーマ。亜門さんたちがこのように情熱を注ぎ、楽しく作り上げてくれたことをうれしく思います。

デイヴィッド・シャイヤ(作曲)
作品の“飛行”というテーマは、そのまま“創造”につながるものだと、強く感じました。同時に飛行は(第二次世界大戦やテロなど)破壊という行為をもたらしましたが、この作品をもって、そういう意味合いがなくなればと思っています。

デイヴィッド・C・アベル(音楽監督)
24人という豪華なオーケストラ編成で、ライト兄弟にはコミカルな音楽、アメリアには愛情あふれる曲と、それぞれのキャラクターにも合った音楽が作られています。

森雪之丞(訳詞)
亜門さんがプロジェクトをまとめあげて作ったミュージカル。模倣ではない、ということを皆さんにお伝えできれば。