『星屑の町〜新宿歌舞伎町篇〜コマ劇場SPECIAL』製作発表 - 2007年12月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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写真/記者会見より。
▲記者会見より。クール・ファイブの面々も顔を揃えた
 がんばっても這いつくばっても、哀しいかな、まったく売れないムード歌謡グループ「山田修とハローナイツ」。彼らが巻き起こす笑いあり、涙ありの騒動を、ショーを交えて描く『星屑の町』シリーズが、なんと演歌の殿堂こと新宿コマ劇場に進出する! 「コマ劇場SPECIAL」と銘打っているだけあって出演者も豪華。「長崎は今日も雨だった」「東京砂漠」などで知られ、ハローナイツもかつてその楽曲を劇中で歌ったムード歌謡界のスター「内山田洋とクール・ファイブ」の元メンバー・前川清をはじめ、味のある演技で舞台でも活躍する左とん平、マドンナ役として、今月はミュージカル『モーツァルト!』に出演中の高橋由美子らを迎える。

 『星屑の町』は94年、『星屑の町〜山田修とハローナイツ物語〜』を皮切りに、『南国旅情篇』(96年)、『ナニワ純情篇』(98年)、『長崎慕情篇』(2000年)、「東京砂漠篇」(06年)と回を重ねてきた人気シリーズ。今回の舞台である新宿歌舞伎町は、ハローナイツの新たな営業地という設定だ。新ボーカル・ミミ(高橋)を迎え、ムード歌謡好きな滞在ホテルの支配人(前川)にも後押しされて、意気揚々とキャンペーンに励もうとするハローナイツのめんめんに、虎の子の軍資金をだまし取られるという悲劇が襲う。そんな時、だましたプロモーターを探し出してみせると言う、元やくざの柴拓次が現れて……。脚本・演出の水谷龍二、出演者の主なコメントは以下のとおり。
水谷龍二(脚本・演出)
94年の初演以来、ザ・スズナリ、本多劇場ときて、そこが限界かなと思っていたんですけど、今回、新宿コマ劇場でできるということは夢のようです。「星屑の町」は売れないムード歌謡グループの話なんですけど、その世界では本家本元の前川清さんを迎えることはかねてからの念願だったんです。また、僕らはずっと喜劇をやってきたので、左とん平さんに出演していただくのも、これまた夢のような話で、役者一同、みな喜んでいます。とにかくみなさんに喜んでもらえる芝居をやっていきたいと思います。

菅原大吉 ハローナイツのメンバー・山田英二
十数年前にザ・スズナリという小さい劇場で始まって、第6弾で新宿コマ劇場に進出なんて、とても驚きました。今度は「スタジアム」と呼ばれるようなすごい劇場でやらせてもらえて、続けてきてよかったなぁとつくづく思っています。

有薗芳記 ハローナイツのメンバー・青木五郎
僕は前回出られなかったもので、ものすごく思いがたまっておりまして、今回は120パーセントぶつけていきたいです。いつも西一夫さんをいじめる役なんですけど、めいっっっぱいいじめようと思っています。

でんでん ハローナイツのメンバー・西一夫
僕は福岡出身で、田舎の友達はなかなかこの舞台を観られなかったんですけど、「今度、前川清さんとやるんだよ」って言ったら観に来ると言いまして。でも、その一人が肝臓ガンになってしまって。そうしたら、この2月の公演が励みになったみたいで、一昨日チケットを購入してもらいました(笑)。元気が出るお芝居を観ていただきたいなぁと思ってるんですけど、観る前から元気になったというわけです。以上です、どうも(笑)。

渡辺哲 ハローナイツのメンバー・込山晃
本多でやった時に前川さんがいらしたのを覚えているんですが、(リードボーカル役の)太平サブローさんがものすごく緊張していたのを覚えています。今回、僕らが歌っていいのかっていうのがすごく心配ですけど(笑)、でも、何とか歌っていければなぁと思っています。

小宮孝泰 ハローナイツのリーダー・山田修
山田修という泣き虫で求心力のないリーダーをやっています。いつも田舎ばっかり行っている設定なんですけど、今回は大都会というのも楽しみです。新宿は、私は明治大学出身なので、六大学野球の後なんかで来ていましたし、いろんな劇場があるもんですから、現在進行形でもしょっちゅういろんな飲み屋に行っています。新宿とは切っても切れない縁がありますね。
僕ら架空の売れないコーラスグループが、前川さんの歌を勝手に……じゃないか(笑)、歌わせていただいていたんですけど、今回はまともに歌います……いや、いつも一生懸命歌の練習はしているんですけども、もっと頑張らなければと思っています。「世界に発信できるように」という話もあるので(笑)、ムード歌謡は日本の心であるということを伝えられるような芝居になればと思っています。

ラサール石井 ハローナイツのメンバー・市村俊樹
この『星屑の町』シリーズは、我々がそれこそ新宿コマ劇場などで観ていた人情喜劇というものを自分たちでできないかというのが出発点でした。13年経って、本当の新宿コマに出られるということは感慨無量です。で、ムード歌謡といえば、やっぱり前川清&クール・ファイブのみなさん。「前川さんが出てくれたりなんかしたらな〜」と冗談で言ってたんですけど、本当のことになってしまいました(笑)。とん平さんには10年ほど前に出演依頼したこともあったんですけど、今回ようやく共演できて感激しています。
みなさんの目には「前川清公演にハローナイツが出ている」という風にすっかり映っていると思いますが(笑)、私たちの意識はあくまで「星屑の会に前川さんが出てくださる」という意識です! 前川さんの歌は一度真横で聴く機会がありまして、めちゃくちゃ感激したことがあります。今回はそのコーラスをするというのが不安で……。実際、舞台が開いたら、クール・ファイブのオケに私たちが口パクをしているという可能性もあります(笑)。

左とん平 伝説の元やくざ・柴拓次
今日はすみません、男ばっかりで色気がなくて。僕は新宿コマ劇場が初舞台で、赤線にもお世話になって(笑)、懐かしい街です。今回はとても楽しみで、水谷さんとは『天切り松』でお世話になっていますし、元やくざという役なんですけど、台本がとても面白かった。前川くんがどういうボケぶりなのか、それも楽しみです。

前川清 旅館の支配人・正木俊
ラサールさんの言葉にもありましたが、僕も「みなさんの舞台に参加する」という気持ちでいます。舞台は何度か観させていただいておりまして、人情味あふれる街でのお芝居が、新宿コマ劇場というところでどう変わっていくのか、初めてということもあって緊張しています。あまりご迷惑をかけないようにしたいと思っています。
(久しぶりに新宿コマの舞台に立つのは)不安でもありますけど、思い出のある劇場なので安心感もあります。みなさんもとてもしっかりしていらっしゃるので、僕自身は楽しんでやっていければと思っています。台本を見たら、結構せりふが短くて。いい台本だなと安心しました(笑)。

会見の最後には、前川清&クール・ファイブによる新曲「悲しい街さ〜TOKYO〜」も披露された。なお、中日の17日(昼夜とも)と楽日の29日は、クール・ファイブもゲスト出演する予定だ。