ミュージカル『ミス・サイゴン』第一次製作発表 - 2008年1月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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 『レ・ミゼラブル』を手掛けたキャメロン・マッキントッシュ(製作)、アラン・ブーブリル(作)、クロード=ミッシェル・シェーンベルク(作曲)による大ヒットミュージカル『ミス・サイゴン』が約4年ぶりに上演されることになり、昨年12月に製作発表が行われた。

 91年ロンドン初演、92年日本上陸。ベトナム戦争末期、陥落直前のサイゴンで出会ったベトナム人の少女キムとアメリカ兵クリスの愛を軸に、フランス系ベトナム人の通称“エンジニア”のアメリカに賭ける夢、戦争の残酷さや、家族愛、親子愛などが描かれる大作ミュージカルだ。実物大のヘリコプターが飛ぶ迫力ある演出も見どころの一つだが、そういったオリジナル版の演出を踏襲しているのは今や日本だけだという。今回は帝国劇場のほか、福岡・博多座にも初登場。合わせて半年以上のロングラン上演を予定している。

 会見には全キャスト85名の内、なんと84名が出席。歌手出身のソニン(キム役)、音楽座出身の照井裕隆、『レ・ミゼラブル』での好演が光った原田優一・藤岡正明(以上クリス役)ら69名が初参加となる。各々が簡潔ながら熱のこもった抱負を述べたが、日本初演メンバーでもある市村正親(エンジニア役)と鈴木ほのか(クリスの妻エレン役)の二人が、感慨深い表情でたびたび顔を合わせていたのが印象的だった。

 最後には、新キャストの藤岡正明(クリス役)とソニン(キム役)により2曲が歌唱披露された。藤岡のソロ「神よ何故?」では戦争のむなしさに対するクリスの諦観と哀愁が、デュエット「世界が終わる夜のように」では、叙情性の中に想い合う二人の力強さが表現されていた。

 主要キャストの主なコメントは以下の通り。
■エンジニア役
写真/市村正親 写真/筧利夫

▲市村正親

▲筧利夫
写真/橋本さとし 写真/別所哲也

▲橋本さとし

▲別所哲也
市村正親
初演の時は若かったけど、(今では)初演のメンバーは(鈴木)ほのかと僕ぐらい(の年になりました)。人生の重みをこの『ミス・サイゴン』に重ねていきたいなと思っています。僕にとってはこの『ミス・サイゴン』で一つ、演劇のアメリカン・ドリームをつかんだような感じですので、非常に貴重な作品です。残念なのは(初演のキム役である)本田美奈子.がこの世を去っていないこと。今回は、美奈子の想いも込めてやっていきたいと思います。

筧利夫
日本の『ミス・サイゴン』を世界の標準とするために、エンジニア日本代表として派遣された筧利夫でございます。日本だけでなく世界中の皆さまに足を運んでいただき、「世界一・日本一の『ミス・サイゴン』である!」と言っていただくために、私、全力で頑張りたいと思いますので、よろしくお願い致します!

橋本さとし
4年の月日を経て、自分なりに多少は大人になったと思います。今回の『ミス・サイゴン』は“カンバック・サーモン”! 卵をいっぱい携え、脂の乗り切った紅ジャケとして、また帰ってきたいなと思っておりますので、みなさんカンバック・サーモン・ミス・サイゴン・エンジニア(笑)、楽しみにしていてください!

別所哲也
大変個性豊かなエンジニアのお三方がそろっているので、僕も負けずに頑張ろうと今日赤い服を着てきました。赤はサイゴンのキーカラー。ケータイも赤い色に変え(笑)、赤で統一して頑張ろうと思っています。『レ・ミゼラブル』とはまたまったく違う感動的な作品で、僕にとっても挑戦であるエンジニアという役を頑張って演じたいと思います。
■キム役
写真/笹本玲奈 写真/ソニン

▲笹本玲奈

▲ソニン
写真/知念里奈 写真/新妻聖子

▲知念里奈

▲新妻聖子
笹本玲奈
私にとってかげがえのない作品の一つとなった『ミス・サイゴン』に、再びキム役として戻ってこられることを、本当にうれしく思っています。今回は新しくキャストも加わって、私も新しい気持ちで取り組んでいけたらなと思っています。

ソニン
今日はすごく緊張してるんですけど、本番は自分らしく、恐れずのびのびとやっていきたいと思います。来年7月から公演期間半年以上、キムとしてだけ生きられるように、頑張っていきたいと思います。

知念里奈
あの喜びの毎日がまた味わえるんだなと思うと本当にうれしいです。この4年の間にいろいろ経験し、キムとは10歳違う(年齢になった)ので、(その年の差を)どう埋められるかなと不安もありますが、一日一日大切に、キムを愛していけたらなと思っています。

新妻聖子
私にとってとても特別で大切な作品である『ミス・サイゴン』、そしてキムという役に再び挑める幸せを今日改めてかみしめています。08年夏から09年新春にかけて、キムとして自然に呼吸ができるよう、お稽古を頑張りたいと思います。
■クリス役
写真/井上芳雄 写真/照井裕隆

▲井上芳雄

▲照井裕隆
写真/原田優一 写真/藤岡正明

▲原田優一

▲藤岡正明
井上芳雄
クリスは「結局はお前が悪いんじゃないか」みたいに言われがちな役ではありますが、僕は今まで演じてきた中で一番好きな役です……どういうことだ(笑)。とても人間味のあるところを、再演でまた深めて、そして気持ちも新たに挑めたらと思っています。個人的には自分の故郷である福岡で公演できるのもうれしいです。

照井裕隆
僕は04年の『ミス・サイゴン』にアンサンブルで出演させていただいたんですけども、今回はクリス役で挑戦できるということで、とても興奮しています。“カンバック・サーモン”ではないんですが僕も出世魚のように(笑)、毎日精進して来年の7月、今よりも成長した姿を皆さんにお見せできたらいいなと思っています。

原田優一
92年日本初演の『ミス・サイゴン』を観たことをはっきりと覚えていて、クリス役で出演できるなんて夢のようで、今でも興奮して「この世界、現実か!?」と……。そして今回、わが小・中学校の大先輩であります、市村正親さんと初めてご一緒させていただくのを、本当にうれしく思っています。

藤岡正明
昨日まで僕の髪の毛はあと20cmくらい長かったんですけども、今回クリス役ということで、バッサリと切ってきました。でも友人から「サルみたいだね」と……自分でもそう思っております(笑)。もっとこの髪型がクリスらしいねと言われるように、しっかり精進して頑張りますので、よろしくお願い致します!
公演データ
【スタッフ】音楽=クロード=ミッシェル・シェーンベルク 訳=リチャード・モリトビーJr. アラン・ブーブリル 訳詞=岩谷時子 オリジナルフランス語テキスト=アラン・ブーブリル
【キャスト】 市村正親・筧利夫・橋本さとし・別所哲也/笹本玲奈・ソニン・知念里奈・新妻聖子/井上芳雄・照井裕隆・原田優一・藤岡正明 ほか(各役交互出演)

【東京公演】
プレビュー 2008.7/14(月)〜17(木)
2008.7/18(金)〜10/23(木) 帝国劇場
・7月分:4/19(土)前売開始 8月分:4/26(土)前売開始
・全席指定S席13,500円/A席9,000円/B席4,000円(プレビューS席12,500円/A席8,500円/B席3,500円)
・お問い合わせ=劇場 TEL.03-3213-7221

【福岡公演】
プレビュー 2009.1/3(土)・4(日)
2009.1/5(月)〜3/15(日) 博多座
・前売開始日未定
・全席指定A席16,000円/特B席12,500円/B席9,500円/C席5,000円(プレビューA席15,000円/特B席11,500円/B席8,500円/C席4,000円)
・お問い合わせ=劇場 TEL.092-263-5858