PARCOPRODUCE『二人の約束〜TheTwoMen'sPromise〜』フォトコール - 2008年2月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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写真/左からりょう、段田安則、中井貴一
▲左からりょう、段田安則、中井貴一
写真/古物商の小太郎(中井)の家をしょっちゅう訪れる幼なじみのめぐみ(りょう) 写真/会見より

▲古物商の小太郎(中井)の家をしょっちゅう訪れる幼なじみのめぐみ(りょう)

▲会見より
 01年初演の『二人の噺』で好評を博した中井貴一、段田安則、脚本・演出の福島三郎のトリオが新作『二人の約束』で再びPARCO劇場に登場。今回はヒロイン役に初舞台となるりょうを迎えた三人芝居となる。初日となった3日の昼に、冒頭部の通し稽古が公開され、稽古後にはキャスト3人が取材に応じた。
 40過ぎて独身の小太郎(中井貴一)は怪し気な物ばかりを取り扱っている古物商。そんな彼の家を訪れた幼なじみのフリーライター・めぐみ(りょう)は、見知らぬ男(段田安則)が居間で寝ているのを見つける。人のいい小太郎がまた行きずりの人を泊めたのだろうと気にかけなかったが、誰なのか問いかけても目覚めた男の答えはあやふや。なんと記憶喪失になってしまったらしい。小太郎は素性も分からぬまま、男を家に住まわせるのだが……。

 独身を貫く小太郎と実家に出戻ってきためぐみの人物像をさりげない会話で匂わせながら、“居候”となった記憶喪失男の謎が先の展開を期待させる冒頭。生活感のある屋内と庭を精巧にあつらえた美術と相まって、舞台上の出来事に惹き込まれるのにそう時間はかからない。

 中井貴一と段田安則の力みのない演技は、何気ない対話にほんのりとしたユーモアを漂わせ、福島コメディーとの相性の良さを感じさせる。一方、初舞台のりょうは稽古後、「ガチガチです。緊張すると体にじんましんが出るんですが、まだ大丈夫みたいです(笑)」と緊張した面持ちだったが、舞台上では凛とした声と佇まいで堂々たる演技を見せていた。

 東京公演は24日まで。愛知・大阪公演もあり。