熊川哲也復帰会見 K-BALLETCOMPANY 新作バレエ『ベートーヴェン第九』 - 2008年3月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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写真/K-BALLET COMPANYのダンサーと熊川哲也(中央)
▲K-BALLET COMPANYのダンサーと熊川哲也(中央)
 昨年5月の『海賊』出演中に右ひざのじん帯を断裂し、リハビリを余儀なくされたK-BALLET COMPANY主宰の熊川哲也が11日に会見を開き、自ら演出・振付を手がける新作バレエ『ベートーヴェン 第九』で全ステージに出演することを明らかにした。

 新作の公演会場となる赤坂ACTシアターに設けられた会見場に、軽くステップを踏むように登場して元気な姿を見せた熊川。実質9カ月のリハビリ期間中は「踊れなくなる」と思ったこともあったという。だが、リハビリに専念したことで、カンパニーの方向性や、新たに5年間の契約を結んだというTBSとの関係など、芸術監督としてK-BALLET COMPANYの今後を見直すいい機会になったとも話す。

 14日から開幕する新作は、「リハビリ中にも力を与えてくれた」というベートーヴェンの「交響曲第九番」全四楽章に振り付けした意欲作。オーケストラにはバレエ公演での演奏にも定評があり、熊川が信頼を寄せるTHEATER ORCHESTRA TOKYO、合唱は日本を代表するオペラ劇団の一つ、藤原歌劇団という本格的な布陣で、熊川は第四楽章に出演し、合唱「歓喜の歌」に合わせて踊る。「第九」から「悠久の地球をめぐる壮大な物語」というビジョンを得た熊川は、各楽章ごとに「大地の叫び」「海からの創世」「生命の誕生」「母なる星」というテーマを掲げた。9カ月の休養を経て、バレエダンサー・熊川哲也が放つエネルギーにぜひ注目したい。
熊川哲也のコメント
 とにかく焦らなかったことが、早い回復につながったと思います。骨を削ってじん帯を移植しているので痛みはまだありますけど、今は“許せる”痛み。これまでは努力をしたことがなく、自然に踊るタイプのダンサーだったけど、今後はそうもいかない。ひざと相談しながらやっていこうと思っています。K-BALLETのダンサーたちも向上し、そのことがリハビリの大きな支えにもなりました。新作も自分が出演すると想定して作った作品ではありません。たまたま自分が出演できるパートがあったということです。

 「第九」の、特に第四楽章の素晴らしい音楽に乗せて踊りたいとは以前から思っていました。バレエの作曲家はたくさんいますが、ベートヴェンほど親近感を感じた作曲家はいません。ベートヴェンの曲には「人間の存在意義」を感じるし、なにより力を与えてくれる。素晴らしい作曲家の力を借りて、素晴らしい作品にしたいと思います。
公演データ
2008.3/14(金)〜20(木・祝) 赤坂ACTシアター

【スタッフ】 演出・振付=熊川哲也 指揮=福田一雄/井田勝大(日にちにより異なる) 演奏=THEATER ORCHESTRA TOKYO 合唱=藤原歌劇団
【キャスト】 荒井祐子/松岡梨絵/清水健太/中村祥子/熊川哲也 ほか

・チケット発売中
・全席指定プレミアム席25,000円/S席20,000円/A席18,000円 *「プレミアム席」は、終演後、K-BALLET COMAPNYダンサーの臨席のもと、オードブルと飲物を楽しむ特典あり
・お問い合わせ=チケットスペース TEL.03-3234-9999