東山紀之主演『さらば、わが愛覇王別姫』フォトコール - 2008年3月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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写真/木村佳乃(左)と遠藤憲一
▲木村佳乃(左)と遠藤憲一
写真/劇中に登場する京劇「覇王別姫」のワンシーン。写真は段小樓(遠藤憲一)扮する項羽。 写真/会見より。蜷川幸雄(左)と遠藤憲一。木村佳乃(左)と西岡徳馬。

▲劇中に登場する京劇「覇王別姫」のワンシーン。写真は段小樓(遠藤憲一)扮する項羽。

▲会見より。蜷川幸雄(左)と遠藤憲一。木村佳乃(左)と西岡徳馬。
 93年に公開され、カンヌ映画祭パルムドール賞を受賞した大ヒット映画を、蜷川幸雄演出&東山紀之主演で音楽劇として初舞台化した『さらば、わが愛 覇王別姫』。初日となった9日昼、シアターコクーンで舞台稽古の一部が公開され、女形のスター俳優・程蝶衣(チョン・テイエイ)に扮する東山らが京劇「覇王別姫」のシーンなどを披露した。

 日中戦争から文化大革命に渡る激動の中国現代史を背景に、京劇俳優たちの生きざまを、約2時間の音楽劇として描く『さらば、わが愛 覇王別姫』。この日披露された京劇「覇王別姫」のシーンでは、「四面楚歌」に陥った項羽と彼の愛妾・虞姫の悲劇的な末路を、それぞれ遠藤憲一と東山が熱演。真っ赤な背景舞台に映える、京劇ならではの色鮮やかな衣裳や隈取りに惹き込まれる。

 楽屋裏のシーンは、一転して複雑な人間模様が垣間見える芝居中心の場面。舞台での項羽と虞姫の関係そのままに、相手役の先輩俳優・段小樓(トァン・シャオロウ)へ蝶衣は、抑えられぬ愛を吐露する。しかし、小樓は木村佳乃演じる元娼婦・菊仙(チューシェン)と結婚することを明かし……。俳優としての敬愛を超えた小樓への愛情と、愛する人を奪った菊仙への憎しみ。その後の展開を予感させる蝶衣の複雑な感情を、東山は細やかな視線や手の動きなどで、実に“女らしく”表現していた。

 フォトコール後に行われた会見でのコメントは下記のとおり。
蜷川幸雄(演出)
東山君は作品について自分で勉強してきたんで、その点にかんしてはほとんど言うことはなかったね。俳優としても今までのヒガシと全然違っていて、本当にいいですよ。

東山紀之 程蝶衣(チョン・テイエイ)役
女性としてのしつけをちゃんと受けてきた人の役なので、下品にならないように、女性よりも女性を勉強しようという意識で稽古に臨みました。具体的には坂東玉三郎さんの舞台や京劇のビデオを観てましたね。勉強は大変でしたが、今回の作品を通して視野が広がりました。(化粧した姿は)鏡では見られませんね、恐ろしくて(笑)。

木村佳乃 菊仙(チュー・シェン)役
稽古中、東山さんが女性に見える瞬間がよくあるんですよ。すごく自分に厳しい方で、ご自身の中にとても熱いものを持ってらっしゃるので、非常に刺激を受けています。ご一緒できて良かったです。

遠藤憲一 段小樓(トァン・シャオロウ)役
東山さんが稽古を重ねるごとに女性らしくなってきて……気をつけないと(笑)。根はとても男らしい人なんだけどね。胸も少し出てるくらいだし(笑)。

西岡徳馬 袁世卿(ユアン・スーチン)役 京劇界の重鎮で蝶衣を可愛がる
最近、東山君としかキスしてないんですよ(笑)。ベッドシーンもあるのでお楽しみ。
公演データ
2008.3/9(日)〜31(月) Bunkamuraシアターコクーン

【スタッフ】 原作=李碧華(リー・ピクワー) 脚本=岸田理生 演出=蜷川幸雄 音楽=宮川彬良
【キャスト】 東山紀之/木村佳乃/遠藤憲一/沢竜二/西岡徳馬 ほか

・チケット発売中
・全席指定S席11,000円/A席9,000円/コクーンシート6,000円
・お問い合わせ=Bunkamura TEL.03-3477-3244