ロック・ミュージカル『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』公開舞台稽古 - 2008年4月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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写真/ヘドウィグ役の山本耕史(左)とイツァーク役のソムン・タク
▲ヘドウィグ役の山本耕史(左)とイツァーク役のソムン・タク
写真/妖しい蝶のように広げたマントには「Yankee Go Home With Me!」の文字 写真/化粧を落とし、衣裳も脱ぎ、すべてをさらけ出した“彼/彼女”の物語は歌とともに終わりを迎える

▲妖しい蝶のように広げたマントには「Yankee Go Home With Me!」の文字

▲化粧を落とし、衣裳も脱ぎ、すべてをさらけ出した“彼/彼女”の物語は歌とともに終わりを迎える
 男性から女性への性転換手術に失敗し、曖昧な性を抱えながら愛を求めてさまよい続けるミュージシャン・ヘドウィグの生きざまを、音楽ライブの形式で描く『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』。映画版でも世界的に高い評価を受けたヒット作が、昨年に続き、山本耕史をヘドウィグ役に迎え、4日、新宿FACEで幕を開けた。
 マントを身にまとって登場した山本ヘドウィグは、まさにドラァグ・クイーンの妖艶さとケバケバしさ全開の堂々たる異形の姿。ボリュームのある金髪のかつらをかぶり、長いまつげと口紅で化粧をし、網タイツと極端な厚底のブーツを履いて、時に気だるそうに振る舞い、時に奇矯な笑いを見せながら、「カタワレ探し」の半生を振り返る。前回の中村中に続いて、ヘドヴィグのパートナーとなるイツァーク役には、韓国版の舞台で同役を3回務めて高い評価を受けた、ロックシンガーのソムン・タクを起用。メインボーカルを務める山本ヘドウィグを強烈にバックアップするコーラスの力強さと安定感、ロック魂あふれるシャウトで冒頭から観客を圧倒する。

 「ミュージカル」と銘打っているとはいえ、ヘドウィグの波瀾万丈の生き様が込められた1曲1曲の生演奏の印象は、まさに音楽ライブだ。性転換手術の失敗によって股間に残された“怒りの1インチ”の悲劇を、激しいビートに乗せて歌うロック・ナンバー「アングリー・インチ」や、元は一つであった生命が男女という別々の性となり、愛を探し求めるようになったという、母親から聞かされた「愛の起源」の物語をつづった名曲「オリジン・オブ・ラヴ」など、歌は原曲どおりすべて英語。だが、アニメーションや歌詞を盛り込んだ多彩な映像、まばゆいほどの照明を用いた鈴木勝秀の演出は、視覚的にも分かりやすく、リズミカルで、ヘドウィグの激情を鮮やかに表現していた。
公演データ
【スタッフ】 作=ジョン・キャメロン・ミッチェル 作詞・作曲=スティーヴン・トラスク 上演台本・演出=鈴木勝秀
【キャスト】 山本耕史/ソムン・タク

【東京公演】
2008.4/4(金)〜5/6(火) 新宿FACE
・チケット発売中
・指定席7,800円/立見指定5,000円
・お問い合わせ=サンライズプロモーション東京 TEL.0570-00-3337

【東京追加公演】
2008.6/14(土)・15(日) 東京厚生年金会館
・4/5(土)前売開始
・全席指定S席7,500円/全席指定A席6,000円
・お問い合わせ=サンライズプロモーション東京 TEL.0570-00-3337

その他、5/17(土)新潟市民芸術文化会館・劇場、23(金)〜25(日)大阪厚生年金会館 芸術ホール、27(火) 宮城・Zepp Sendai、29(木)北海道厚生年金会館、31(土)・6/1(日) 愛知・Zepp Nagoya、8(日)兵庫・神戸国際会館こくさいホールでも公演あり