宝塚歌劇星組『THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット・ピンパーネル)』制作発表会 - 2008年4月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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写真/左から柚希礼音、安蘭けい、遠野あすか
▲左から柚希礼音、安蘭けい、遠野あすか
写真/劇中歌「謎解きのゲーム」を披露する遠野、安蘭、柚希 写真提供=宝塚歌劇団 写真/懇親会より。左から柚希、安蘭、遠野

▲劇中歌「謎解きのゲーム」を披露する遠野、安蘭、柚希

▲懇親会より。左から柚希、安蘭、遠野
 イギリスの人気小説・戯曲をもとにした、97年ブロードウェイ初演のミュージカル『THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット・ピンパーネル)』が、宝塚歌劇団星組で日本初演されることとになり、制作発表が行われた。

 フランス革命下、革命政府に捕らえられた貴族たちを救うべく活動する、イギリスの秘密結社“スカーレット・ピンパーネル(紅はこべ)”。その首領であるパーシー・ブレイクニー、組織を撲滅させようとする革命政府全権大使・ショーヴラン、パーシーの妻マルグリットらの、巧妙なかけひき、手に汗にぎる追跡行を描いた物語だ。本国イギリスやアメリカでは、幾度となく映画化・テレビドラマ化されている。

 作曲は『ジキル&ハイド』のほか、宝塚歌劇団でも宙組公演『NEVER SAY GOODBYE』を手掛けたフランク・ワイルドホーン。『NEVER〜』に続き、潤色・演出を小池修一郎が担当する。ブロードウェイ版ではコメディー色が強かったが、やはり宝塚歌劇らしくロマンチックな要素を打ち出した舞台にアレンジするとのことだ。

 主演は、歌劇団きっての実力派コンビ・安蘭けい(パーシー役)×遠野あすか(マルグリット役)。期待の二番手男役・柚希礼音が、敵役であるショーヴランに挑む。

 会見では、劇中歌2曲が披露された。今回新たに書き下ろされた安蘭のソロ“ひとかけらの勇気”は、パーシーが自らの信念を歌い上げる、静かな力強さをたたえた雄大なナンバー。そして安蘭・遠野・柚希による“謎解きのゲーム”は、3人が抱える苦しみやそれぞれの思惑を歌った、叙情性豊かな一曲だ。

 主なコメントは以下の通り。
小池修一郎(演出)
『NEVER SAY GOODBYE』でワイルドホーン氏とお仕事をした折、彼が「(この作品は)宝塚にぴったりだ」と力説していたのですが、宝塚では原作小説を『紅はこべ』の題で過去に舞台化しており、確かに接点はあると思いました。上演にあたり改めて脚本を読んでみると冒険活劇であり、コメディー。『エリザベート』や『ファントム』はゴシックロマンであり、それが宝塚の美しさとマッチしてお客様に受け入れられたのですが、こちらはいわばアメリカンフットボールのヒーロー、体育会系のヒーローの物語です。宝塚歌劇のカラーを考えて、ロマンチックな色合いをより強めるのが私の仕事だと考えています。ワイルドホーンさんが主人公の勇気をたたえる力強い曲を書き下ろしてくれましたので、パーシーの勇気を中心とした宝塚歌劇の『THE SCARLET PIMPERNEL』を作っていきたいと思っています。

安蘭けい パーシー・ブレイクニー役
憧れのブロードウェイ・ミュージカル作品に出演できること、以前ブロードウェイで観てとても感動した『ジキル&ハイド』のワイルドホーンさんの楽曲を歌えることを光栄に思っています。最近は悪役が続いているのですが、今回は正義感あふれるスーパーヒーロー。少し違った色合いが出るのではないかと自分でも期待しています。ワイルドホーンさんの曲は、歌いやすく気持ちがのりますし、小池先生の歌詞も共感できますね。また、ドラマ版を拝見したのですが、パーシーがすごく格好良く、でも、自分の立場がばれないようにごまかすところはすごく面白かった。その辺りを舞台でどうやるのか楽しみです。

遠野あすか マルグリット役
私は歌が大好きで、今回大作ミュージカルでたくさん歌わせていただけるのをうれしく思っています。フランス人女優であり人妻である女性を魅力的に演じたいです。ワイルドホーンさんの曲は初めて聴いた時、舞台を観たくなるようなわくわくする曲だと思いましたが、実際に歌ったら難しかった。でも挑戦のしがいがある曲です。私もドラマ版を拝見しましたが、マルグリットはただのかわいい奥さんというだけではないですね。必死で生きていかなくてはならない時代の女性ですから、いろいろな面を深く表現していきたいです。

柚希礼音 ショーヴラン役
悪役は初めてなので楽しみです。すごく興味深い役なので、どんどん追究して、みなさんがびっくりするような悪役になれればなと。ワイルドホーンさんの曲は……2.5オクターブあるらしい音をちゃんと出せるようにしたいです。今日は(歌ってみて)難しかったです(笑)。また、私もドラマを見させていただいたのですが、ショーヴランがすっごく面白そうだなと思いました。また、パーシーとマルグリットとの三角関係も面白いので、そこもしっかりと作っていきたいです。
公演データ
【スタッフ】 原作=バロネス・オルツィ 脚本・作詞=ナン・ナイトン 音楽=フランク・ワイルドホーン 潤色・演出=小池修一郎
【キャスト】 安蘭けい/遠野あすか ほか

【兵庫公演】
2008.6/20(金)〜8/4(月) 宝塚大劇場
・5/10(土)前売開始
・全席指定SS席10,000円/S席7,500円/A席5,500円/B席3,500円 *新人公演は料金が異なる
・お問い合わせ=宝塚歌劇インフォメーションセンター TEL.0570-00-5100

【東京公演】
2008.8/22(金)〜10/5(日) 東京宝塚劇場
・7/20日)前売開始
・全席指定SS席10,000円/S席8,000円/A席5,500円/B席3,500円 *新人公演は料金が異なる
・お問い合わせ=東京宝塚劇場 TEL.03-5251-2001