モーリス・ベジャール・バレエ団新芸術監督ジル・ロマン記者会見 - 2008年6月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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写真/モーリス・ベジャール・バレエ団のダンサーたち。左からカトリーヌ・ズアナバール、ジュリオ・アロザレーナ(副芸術監督)、ジル・ロマン(芸術監督)、エリザベス・ロス、ジュリアン・ファヴロー
▲モーリス・ベジャール・バレエ団のダンサーたち。左からカトリーヌ・ズアナバール、ジュリオ・アロザレーナ(副芸術監督)、ジル・ロマン(芸術監督)、エリザベス・ロス、ジュリアン・ファヴロー
 『春の祭典』『ボレロ』『火の鳥』など数多くの革新的なバレエ作品を手がけ、現代バレエに多大な影響を与えた巨匠モーリス・ベジャールの死からおよそ半年。彼の遺志を受け継ぐモーリス・ベジャール・バレエ団が来日公演を前に都内で記者会見を行い、新芸術監督に就任したトップダンサーのジル・ロマンが新体制について語った。
 ベジャールの写真入り垂れ幕の前に座った芸術監督のジル・ロマンは、「モーリスにとって日本は第二の故郷。彼のおかげで私たちも来日してバレエを踊り、日本を知ることができた」とまず師への感謝の念を表した。昨年11月に世界中を驚かせた敬愛する師の突然の死について、「モーリスは死なない人だと思っていた。亡くなったといっても、今もステップの一つ一つに彼を感じるし、踊り込めば踊り込むほど彼に近づける気がしている。振付は“パ(ステップ)”だけではなく、“エスプリ(精神)”でもあるからね」と述べ、ベジャールが遺した作品そして精神を受け継いでいくことを強調した。

 今後の活動方針については、「モーリスが教えてくれたのは“ダンサーの質を高めることが大切だ”ということ。モーリスの作品は、その時々のユニークな表現者がいたからこそできたものもある。どの作品を再演するかは、その作品にふさわしい表現者がいるかどうかにかかってくると思う」と語り、ベジャールの遺産を受け継ぐためにも、ダンサーの育成に力を注ぐ意向を示した。また、若い世代へのベジャール作品の継承を重視しつつも、「新しい栄養も必要」とし、新作上演へも意欲を見せた。

 モーリス・ベジャール・バレエ団の日本公演は東京文化会館で現在上演中。今回は、「モーリス・ベジャール追悼 特別公演」とし、すでに10日・11日と代表作『ボレロ』ほか三作品を上演。13日から15日まで、イギリスのロック・バンド「クイーン」の楽曲とモーツァルトの曲をふんだんに盛り込んだ人気作『バレエ・フォー・ライフ』を上演する。また、公演期間中、会場ロビーではモーリス・ベジャールの遺品を展示する。
公演データ
『バレエ・フォー・ライフ』
6/13(金)〜15(日) 東京文化会館
【スタッフ】 振付=モーリス・ベジャール 音楽=クイーン/W.A.モーツァルト 衣裳=ジャンニ・ヴェルサーチ

・チケット発売中
・全席指定S席17,000円〜E席6,000円、エコノミー席4,000円(イープラスのみ)、学生券3,000円(NBSのみ、22歳まで、要学生証)
.お問い合わせ=NBS(財団法人日本舞台芸術振興財団) TEL.03-3791-8888