D-BOYSSTAGEvol.2『ラストゲーム』公開舞台稽古 - 2008年6月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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写真/左から鈴木裕樹、三上真史、中村優一(手前)、加治将樹、荒木宏文、城田優
▲左から鈴木裕樹、三上真史、中村優一(手前)、加治将樹、荒木宏文、城田優
写真/柳浩太郎(左)と城田優 写真/青山劇場前には特設の物販ブースも

▲柳浩太郎(左)と城田

▲青山劇場前には特設の物販ブースも
 テレビドラマや映画での活躍も著しい城田優や柳浩太郎らを擁する若手俳優集団「D-BOYS」のメンバーが総出演する舞台の第二弾『ラストゲーム』が、20日に初日を迎えた。同日昼に行われた公開舞台稽古では、太平洋戦争下に大学野球に生きた証を残そうとする青年たちを、「D-BOYS」のメンバーたちが熱演した。
 敵国アメリカのスポーツとして弾圧を受ける中、それでも「野球を続けたい」と奔走する早稲田大学野球部と、“永遠のライバル”である慶応大学野球部の部員たち。学徒動員によってついに戦争へかり出されることになった野球部員たちは、“最後の早慶戦”の実現にすべてを賭けるのだが……。

 映画「パッチギ!」「フラガール」でも高い評価を受けた羽原大介の脚本は、青年たちの泥臭い生き様をただ描くだけでなく、“最後の早慶戦”の物語を本を読んで知った現代の自殺志願の若者2人を登場させ、戦争を知らない世代に接点を作る。戦地へ赴く前にただ野球を愛するからこそ行動する若者たちに対して、周囲に受け入れられず、生きる希望を見いだせないまま死を見つめる現代の若者たちの姿は、生きること、死ぬことの重みが大きく変わってしまった様を映し出す。だが、そこに暗さはない。舞台上を颯爽と走り、腹の底から叫ぶ若い「D-BOYS」メンバーの熱気を帯びた姿が何より、“今生きること”を問い直しているような気がした。