StudioLife『マージナル』公開舞台稽古 - 2008年9月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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写真/左から岩崎大、松本慎也、曽世海司(uterusチーム「砂漠篇」)
▲左から岩崎大、松本慎也、曽世海司(uterusチーム「砂漠編」)
写真/左から岩崎大、青木隆敏(uterusチーム「都市篇」) 写真/左から渡部紘士(客演)、三上俊(uterusチーム「砂漠篇」)

▲左から岩崎大、青木隆敏(uterusチーム「都市編」)

▲左から渡部紘士(客演)、三上俊(uterusチーム「砂漠編」)
 名作『トーマの心臓』ほか萩尾望都の漫画作品を舞台化してきた劇団Studio Lifeが、新たな萩尾作品として、80年代に発表されたSF大作『マージナル』に挑んだ。“砂漠編”“都市編”の2バージョンをそれぞれWキャストで上演する試みで、各パターンの初日前に公開舞台稽古が行われた。

 舞台は西暦2999年、“女のいない地球”。人類すべての子を宿すとされる、ただ一人の聖母マザが暗殺された。混乱の中、謎の少年・キラの出現によって、閉ざされた世界の様相が変化し始める……。
 暗殺者グリンジャ、砂漠の民アシジンほか、被支配者側の視点で物語をつむぐ“砂漠編”に対し、都市の実力者メイヤードを中心に、世界のからくりを知る支配者側の視点で描いたのが“都市編”。原作のエピソードをほぼまんべんなく拾い、かつ人物・出来事の背景などの情報を2編で相互補完するような作りになっているため、原作未読の場合は少々難解かもしれない。逆に言えば、2編を見ることで新しい理解が生まれるなどの醍醐味がありそうだ。

 看板俳優・笠原浩夫や女性役で人気を博す舟見和利など、久々の登場となるメンバーを含め劇団員の多数が出演したことで、芝居に重厚感を感じさせた。また、柔和ながらどこか理知的な雰囲気も持つ松本慎也、熱く勢いのある直情型の芝居を見せた荒木健太朗といったキラ役2人に代表される、Wキャストの好対照な個性も見どころだ。
公演データ
2008.8/28(木)〜9/28(日) 紀伊國屋ホール

【スタッフ】 原作=萩尾望都 脚本・演出=倉田淳
【キャスト】 笠原浩夫/曽世海司/岩崎大/青木隆敏/荒木健太朗/松本慎也/三上俊/仲原裕之/渡部裕士 ほか *キャストはwombとuterusの2バージョンあり

・チケット発売中
・全席指定5,200円/当日5,400円、学生3,000円(要学生証)/2演目セット券10,000円(前売のみ)
・お問い合わせ=劇団 TEL.03-3319-5645