松竹大歌舞伎『NINAGAWA 十二夜』ロンドン公演 製作発表会 - 2008年9月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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写真/左から尾上菊五郎、尾上菊之助、蜷川幸雄

▲左から尾上菊五郎、尾上菊之助、蜷川幸雄
 シェイクスピアのロマンティック・コメディーを演出家の蜷川幸雄が歌舞伎に仕立てた『NINAGAWA 十二夜』。05年の初演、07年の再演と人気を博した本作が、来年3月、ロンドン・ウエストエンドのバービカン劇場で上演されることが決定した。蜷川と主演の二人、尾上菊之助、尾上菊五郎の3人が顔をそろえ、その製作発表が行われた。

 バービカン劇場(1166席)は、国際的なプログラムから、ダンス、教育演劇まで、幅広く演劇に力を入れる、ロンドンを代表する劇場の一つ。過去に、蜷川が手掛けた8作品が上演されているが、歌舞伎の上演は今回が初めて。9月16日から開催されている日英修好150周年記念イベントの目玉企画になるもよう。ロンドン公演後は、東京・大阪での公演が予定されている。

 本作は、航海中に難破し、離ればなれになった双子の斯波主膳之助、琵琶姫を軸に繰り広げられる、間違いが引き起こす喜劇。主人公の琵琶姫(びわひめ/ヴァイオラ)、男装した彼女の仮の姿である獅子丸(ししまる/シザーリオ)、そして生き別れとなった兄・斯波主膳之助(しばしゅぜんのすけ/セバスチャン)の3役を担う菊之助、獅子丸に恋する織笛姫の執事、丸尾坊太夫(まるおぼうたゆう/マルヴォーリオ)と道化師の捨助(すてすけ/フェステ)の2役を演じる菊五郎の華麗な早変わりや、ガラス張りの美しい舞台装置が見どころだ。

 出演者の主なコメントは以下の通り。
蜷川幸雄(演出)
歌舞伎を初演出した時は試験のような気持ちでした。今回はロンドンで追試をされるような(笑)、複雑な気持ちです。バービカン劇場の客席はこう配がきつく、花道を作れない。回り盆は作るが、演出はそのままでやろうと思っています。歌舞伎をきちんとした『プレイ』として評価していただきたい。

尾上菊之助 琵琶姫/獅子丸・斯波主膳之助
3年前の初演時にロンドンへ行けたらいいなと思っていましたが、正直実現するとは……。歌舞伎の美しさや魅力を伝えるべく、3月まで作品を練り直していきたいと思います。(海外の公演では)役者として裸にされるような気がするので、気を引き締めてやりたいです。

尾上菊五郎 丸尾坊太夫・捨助
ロンドンっ子に江戸の芸風が分かるかな(笑)、という不安はありますが、(歌舞伎を)背負っていく以上はしっかりやりたい。(ロンドン公演では観客に)より理解してもらえるためにも、(演技が)オーバーアクションになってしまうかもしれないね。
公演データ
2009.3/24(火)〜28(土) Barbican Theatre(バービカン劇場)

【スタッフ】 演出=蜷川幸雄 原作=W.シェイクスピア 訳=小田島雄志 脚本=今井豊茂
【キャスト】 尾上菊之助/尾上菊五郎 ほか

・11月チケット前売開始(予定)
・£40/£35/£28/£21/£16/£12/£10(予定)
・お問い合わせ=松竹株式会社 国際公演室(バービカン) TEL.03-5550-1576

【東京公演】
2009.6月 新橋演舞場
・チケット前売開始日未定
・お問い合わせ=新橋演舞場宣伝部 TEL.03-3541-2210

【大阪公演】
2009.7月 大阪松竹座
・チケット前売開始日未定
・お問い合わせ=大阪松竹座宣伝部 TEL.06-6214-2213