サンケイホールブリーゼこけら落とし公演『冬の絵空』記者会見 [記者会見] - 2008年10月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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写真/左より生瀬勝久、中越典子、藤木直人、橋本じゅん、鈴木勝秀
▲左より生瀬勝久、中越典子、藤木直人、橋本じゅん、鈴木勝秀
写真/サンケイホールブリーゼの内観

▲サンケイホールブリーゼの内観

 50年以上にわたり関西の演劇文化を支えてきた、大阪・西梅田のサンケイホールが閉館して3年。その後継施設として、「ブリーゼタワー」の7階に、11月15日、新劇場「サンケイホールブリーゼ」がオープンする。

 「サンケイホールブリーゼ」は、客席912を備えた中劇場。そのこけら落とし公演として、出演者の一人である生瀬勝久がかつて座長を務めた劇団そとばこまちの89年初演作で、当時の座付作家・小松純也が書き下ろした『冬の絵空』を上演する。「忠臣蔵」を虚実織り交ぜて再構成し、元禄という時代の核心に迫るという同作。演出には、『レインマン』『欲望という名の電車』など数多くのプロデュース公演を手がけている鈴木勝秀を迎える。

 先月、劇場のお披露目も兼ねて舞台上で行われた記者会見では、生瀬、鈴木のほか、今回初舞台で主演を務める藤木直人、ヒロイン役の中越典子、劇団☆新感線の橋本じゅんが出席。旧サンケイホールで初舞台を踏んだという生瀬の話を受けて、歌舞伎俳優・沢村宗十郎役を演じる藤木は「25年前の生瀬さんに負けないようがんばりたい」と意気込んだ。一方、劇場にとっての“初舞台”について生瀬は「僕らがやる芝居が、“こけら落とし”という歴史となって残ると思うと、身が引き締まる」と、新たな劇場に直に触れて大役の重みを実感しているようだった。

 なお、『冬の絵空』はサンケイホールブリーゼでの公演を皮切りに、愛知、広島、福岡、東京でも上演される。

 会見出席者のコメントは以下の通り。

鈴木勝秀(演出)
なんといっても豪華な出演陣が見どころです。『冬の絵空』は、脚本の小松純也さんが20歳の時に書いた作品ですが、言葉やリズムがとても素晴らしく、何よりも若いエネルギーがあふれている。僕たちは80年代の小劇場の熱気の中から出てきたし、今回はその熱気を乗せていきたいと思います。舞台上の転換なども、出演者総がかりで動かしていくことも考えています。

藤木直人 沢村宗十郎役
今回は初舞台ということで緊張しています。まさかセットも自分で動かすなんて、今初めて聞いたのでびっくりしています(笑)。百戦錬磨の多彩な引き出しを持っていらっしゃるキャストの方々のお芝居を、一番間近で見られるというのはとても楽しみです。僕自身は、唯一持っている引き出しが一所懸命頑張るということ。「(剣の)腕の立つ」役とのことなので、殺陣も一所懸命稽古をして少しでも役に近づけたらなと思います。

橋本じゅん 大石内蔵助役
この作品に、僕は以前、堀部安兵衛役で一度出演させていただいてまして。当時は小劇場ブームまっただ中という感じで、そこしか世界が見えていなかったころ、初めての近鉄劇場で『冬の絵空』に出させていただいた。今回は大石内蔵助役を演じさせていただくことになり、当時生瀬さんが演じられた役を恥ずかしくないようにお見せししたい、そして大劇場に連れていってくれた『冬の絵空』に恩返ししたいと思っています。僕も引き出しは頑張ることの一つしかありませんので(笑)、その一つだけの引き出しを全部開けてやりたいと思います。

中越典子 おかる役
今回できたてほやほやのお洒落な劇場で、舞台を踏ませていただくことができ嬉しいです。自由に、心に余裕もってお芝居で「遊べる」ことを目標にしたいと思います。役としてはおかるが老尼として自分の思い出を語るというシーンがあるので、老尼と(若い)おかるをどう演じ分けるかを含め、どんな「おかる」が生まれてくるのかとても楽しみです。

生瀬勝久 天野屋利兵衛役
83年だと思いますが、当時、劇団そとばこまちに入団し初舞台がこのサンケイホールでした。それからもう25年が経ち、こけら落としという形で、こちらの舞台に立てるのも、何かの運命かなと思ってます。20代で天野屋利兵衛をやっていますが、今年で48歳になり、天野屋と僕自身の実年齢が近くなりました。階級のきっちりした江戸の世の中にいて、いくら金を持っていても出世できない、それ以上のものにはなれないという人間が何を企むのか。天野屋という人物をリアリティーを持って演じるという点でいえば、本当に今が一番脂が乗ってるんじゃないかと思うので、新たな気持ちで臨みたいですね。

公演データ
【スタッフ】 作=小松純也 演出・上演台本=鈴木勝秀
【キャスト】 藤木直人、橋本じゅん、中越典子/中村まこと、片桐仁、伊達暁、新谷真弓、六角慎司、内田滋、小松利昌、前田悟、武田浩二、八十田勇一/松尾貴史*、粟根まこと*、加藤貴子/生瀬勝久 *=ダブルキャスト

・10/11(土)前売開始
・全席指定S席9,000円/A席8,000円/プレミアムシート11,000円

【大阪公演】
2008.12/6(土)〜16(火) サンケイホールブリーゼ
・お問い合わせ=劇場 TEL.06-6341-8888(平日11:00〜18:00)

【愛知公演】
2008.12/19(金)〜21(日) 愛知県勤労会館(つるまいプラザ)
・お問い合わせ=キョードー東海 TEL.052-972-7466

【広島公演】
2008.12/23日(火・祝) アステールプラザ大ホール
・お問い合わせ=広島ホームテレビ事業部 TEL.082-221-7116

【福岡公演】
2008.12/25(木) 福岡サンパレス ホテル&ホール
・お問い合わせ=ピクニック TEL.092-715-0374

【東京公演】
2009.1/12(月・祝)〜2/1(日) 世田谷パブリックシアター
・お問い合わせ=キューブ TEL.03-5485-8886(平日12:00〜18:00)