『TITANIC the musical』公開稽古 - 2009年1月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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写真/後列左からKimeru、大澄賢也、岡田浩暉、前列左から華城季帆、宝田明、松岡充、入絵加奈子、グレン・ウォルフォード(演出)
▲上段左からKimeru、大澄賢也、岡田浩暉、下段左から華城季帆、宝田明、松岡充、入絵加奈子、グレン・ウォルフォード(演出)
写真/公開稽古より。左から宝田、岡田、大澄、松岡 写真/公開稽古より。手前左からKimeru、華城

▲公開稽古より。左から宝田、岡田、大澄、松岡

▲公開稽古より。手前左からKimeru、華城
写真/公開稽古より。手前左から松岡、大澄、宝田 写真/公開稽古より。Kimeru(左)と華城

▲公開稽古より。手前左から松岡、大澄、宝田

▲公開稽古より。Kimeru(左)と華城

去る1月7日(水)、同月24日(土)に迫った初日を前に、ミュージカル『タイタニック』再演版の稽古の一部がマスコミに公開された。

1912年のタイタニック号沈没事故を題材にした本作は、97年にブロードウェイでミュージカル化され、トニー賞で最優秀ミュージカル賞を含む5冠を獲得した名作を、07年にイギリス人のグレン・ウォルフォードを演出に迎えて翻訳上演したもの。モーリー・イェストンによるオペラのように荘厳な音楽はもちろん、沈没シーンでは日本版ならではの舞台セットが組まれるなど、話題を呼んだ。再演となる今回は、主要キャストはそのままに新たなキャストも加えて送る。

この日の公開稽古に先立って行われた質疑応答には、松岡充、宝田明、大澄賢也ら初演時からのメンバーに加え、初演とは違う役を演じる岡田浩暉、今回が初参加となる入絵加奈子、華城季帆、Kimeru、そして演出家のグレンが参加。作品に対する思いをそれぞれ語った(コメントは下記参照)。

続いて行われた公開稽古の際には、グレンが「この作品では、沈没事故という悲劇よりも、この船に人々が託した夢や希望を表現したい。不況に立ち向かう今の日本の人々への励みになれば」とコメント。続いて、船員や乗客が船を讃えて歌い上げるナンバー「InEveryAge」や三等船客たちの夢を歌った「Lady'sMaid」、氷山に衝突した後に危機的状況に陥る無線室を舞台に、設計士役の松岡充、船長役の宝田明、船のオーナー役の大澄賢也がやり合う白熱したシーンなどが披露された。

「今はまだ初日に向かってさぐっている最中で、完全ではありません」とグレン。とはいえ、ほぼ形はできており、群像劇ならではのカンパニー全員で歌うシーンなどはすでに迫力満点。ここからさらに精度を上げていくであろう初日が楽しみだ。

公演は1月24日(土)〜2月8日(日)、東京国際フォーラムCにて。キャストのコメントは以下の通り。


■松岡充 トーマス・アンドリュース役(タイタニック号設計士)
タイタニック号の事故を今の時代に置き換えて考えると、その乗客たちの姿はまさに社会の縮図であるだけでなく、信じられないほどの大災害は人々が油断した時に起こる――その時に人間はどう生きようとするのか、そういうことを考えされられます。初演に続き、実在した人物を、しかもその最期の一瞬を演じるので、アンドリュースの気持ちを少しでも汲みとって生前の姿に近づけるように、そして彼のプライドと誇りを忘れずに誠心誠意演じたいと思います。

■宝田明 E.J.スミス役(船長)
初演に続くキャストも多いので、さらに熟成した状態でお見せできると思います。スミス役については、彼の私生活まで分からないのが悔しくもあります。私自身が戦後満州から引き上げてくる時に乗った大きな船の船長が、元海軍の方でした。数日間の船旅で彼と交流した時の記憶が、役作りに大変役立っています。映画と違って全部をリアルに再現するわけではないからこそ観客の想像力をかき立てる、そういう舞台版の魅力を感じていただきたいですね。

■大澄賢也 J.ブルース・イズメイ役(一等船客・船のオーナー)
初演時には、毎公演後に感じるいい意味での疲労感や虚脱感がほかの作品よりも大きかった。実在した人物を演じる責任や「タイタニック」という名前自体の重みを実感しましたね。今回もその気持ちを忘れずに、タイタニック号に込められた夢や希望のエネルギーを表現したい。また、イズメイは、上流階級で生きてきた品性あふれる紳士。そう見えるように大事に演じたい。

■岡田浩暉 ハロルド・ブライド役(二等通信士)
初演では一等航海士のマードックを演じ、今回は二等通信士。最初は、一等から二等に格下げ!?と思ったりもしましたが(笑)、演じる役も歌う曲もすごく好きでうれしいですね。前回この役を演じた鈴木綜馬さんのイメージがすごくよかった!と思う反面、へそ曲がり(笑)なので、自分なりの新しいイメージを今模索しているところです。

■入絵加奈子 アリス・ビーン役(二等船客のアメリカ人女性)
なんと稽古開始一週間で、一幕を通してみたら通ったんです!私は今回が初参加ですが、初演に続いて出演する皆さんの土台がしっかりしているので、そこにうまく乗っかっていきたいですね。共演者も素晴らしい方ばかりで、私よりベテランの方々が日々努力を重ねている姿に、毎日勉強させていただいています。

■華城季帆 ケイト・マクガワン役(三等船客のアイルランド移民)
入江さん同様、今回が初参加で、最初はすごく不安だったし緊張しました。すでにある土台の上にちゃんと乗れるかな?と。でも皆さんがとても温かく迎えてくださり、さらに支えて引っ張っていただき、楽しくも刺激にあふれた稽古をしています。ケイトは強くて前向きで奔放で……私自身にすごく似ているかもしれません。役作りは素のままいけると思います(笑)。

■Kimeru ジム・ファレル役(三等船客のアイルランド移民)
大先輩に囲まれて、最初は本当に緊張しました。海外の演出家の方とご一緒するのも初めてですし。グレンさんは最初は怖い人だと聞いていたのですが(笑)、怖いというよりは優しいけど決して妥協しない人、そういう意味では氷山のような方(笑)?僕自身、安定した仕事を捨てて、九州から上京してきました。そういう野心家なところがジムと似ていると思います。

 

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