Shizuoka 春の芸術祭2009が今年も開幕 - 2009年5月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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写真/▲Shizuoka 春の芸術祭2009チラシ

 今年で10年目を迎える国際的な舞台芸術の祭典「Shizuoka 春の芸術祭」の開幕を前に記者発表が行われた。

 今年のテーマは「帰りなんいざ古典へ! 世界まさに荒れなんとす!」。芸術監督の宮城聰は 「“100年に一度の危機”の経済状況と言われる昨今、別に古典に解決法が書いてある訳ではないのですが、彼らも(当時)じたばたしていたという爪痕のよ うなものを見ることによって、元気をつけてもらいたい」と、古典をフィーチャーする理由を説明した。

宮城が唐十郎の作品を野外で上演する『ふたりの女〜唐版・葵上〜』、元陸上選手のダンサーが新たな身体表現を見せる『プ・レ・ス』(フランス)、演劇の 始原と言われるインドの演劇クーリヤッタム『半人半獅子ヴィシュヌ神/シータ姫、大地に還る』、気鋭の演出家イヴォ・ヴァン・ホーヴェ率いるオランダの人 気劇団、トネールフループ・アムステルダム『じゃじゃ馬ならし』などなど、世界8カ国から新作を含めた9演目(演劇、ダンス、映画)を上演。盛りだくさん の内容だ。

サラ・ケインの処女作『ブラスティッド』の演出を手掛けるフランスの演出家ダニエル・ジャンヌトーも会見に同席。レイプやカニバリズムの描写など、ス キャンダラスな同作だけに、日本人キャストを迎えた新演出の企画依頼に、最初は「驚いた」と前置き。「平和な関係にも戦争のおぞましさが映るという、私的 なビジョンで死を正面から語る戯曲。そして、シェイクスピア、イプセン、ベケットといった西洋演劇史の古典にインスピレーションを得ており、彼女の教養、 人間の豊かさが見える作品」と同作の普遍的な魅力を語った。同氏は05年にドイツでこの作品を初演しており「時代も変わり、前は見えていなかった部分も盛 り込みたい」と、静岡バージョンの誕生に意欲を見せた。なお「京都におけるフランス演劇月間」の参加作品として7月に京都公演も予定している。

斬新な演目がそろうこのフェスティバル。初夏の静岡へ、ぜひ足を運ぼう。

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