ブロードウェイ・ミュージカル『ヘアスプレー』公開リハーサル - 2009年6月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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▲妄想の中で憧れの彼と結ばれる?
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写真/トレイシーを陥れようとするベルマ(中央) 写真/「おはよう、ボルチモア!」と歌うオープニング・シーン

▲トレイシーを陥れようとするベルマ(中央)

▲「おはよう、ボルチモア!」と歌うオープニング・シーン

  奇才ジョン・ウォーターズ監督のカルト映画(88年)を02年にブロードウェイで舞台化、07年には初来日もした痛快ミュージカル・コメディー、『ヘアス プレー』。昨秋のリメイク版映画のヒットも記憶に新しい本作が、再び日本にやってきた。2日の日中、その開幕を前に公開リハーサルが行われた。

 

 舞台は、黒人差別が色濃く残る60年代のアメリカ・ボルチモア。おしゃれとダンスが大好きなスーパーサイズの女子高校生トレイシーが、差別や偏見に立ち 向かいながら、スターダムへと駆け上がっていく姿を、まるでダンスホールにいるかのような60'sテイストたっぷりのビートのある楽曲に乗せて描く。

 全編に散りばめられたノリノリな歌とダンスシーンが魅力の本作。オープニング曲“グッドモーニング・ボルチモア”から息つく暇もなく、キャッチーで思わ ず身体が動いてしまうミュージカル・ナンバーとパワフルなダンスシーンがいくつも展開される。幕間にはキャストによる振付指導があり、ラスト・ナンバーの “ユー・キャント・ストップ・ザ・ビート”ではキャストと観客が一緒に踊って会場全体がディスコ状態に。

 

 しかし、ただ楽しく踊れるだけの作品ではない。しなやかな体使いと抜群のリズム感を見せたトレイシーの新しいアフリカ系アメリカ人の友達シーウィード や、「まもなく訪れる平等な世界を信じる」と圧巻の歌唱力と声量で歌い上げた黒人ママのメイベルの生き生きした姿を見ていると、ヒロインが疑問を抱くよう に「彼らがなぜ虐げられなくてはいけないのか」という差別への憤りを覚える。また、夢に向かって突っ走る前向きなヒロインからは、「不格好でも自分に素直 でいること」の大切さも教えられる。心に残るメッセージもたくさん詰まった舞台だ。東京厚生年金会館大ホールにて、6月14日(日)まで。

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