仲代達矢主演『ジョン・ガブリエルと呼ばれた男』製作発表会 - 2009年12月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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左から大空眞弓、仲代達矢、十朱幸代、米倉斉加年

▲左から大空眞弓、仲代達矢、十朱幸代、米倉斉加年

仲代達矢が主演を務める舞台『ジョン・ガブリエルと呼ばれた男』の製作発表が、ノルウェー大使館で行われた。会見には仲代のほか、大空眞弓、米倉斉加年、十朱幸代といったキャスト陣、さらに上演台本を手掛けた笹部博司も出席。5人それぞれが作品に対する思いを述べた。

ノルウェーの劇作家ヘンリック・イプセンが晩年に発表した本作。不正金融事件で投獄された元銀行頭取、ジョン・ガブリエル・ボルクマンの最期の時を、彼を憎む妻グンヒルとその双子の妹で元恋人のエルラ、そしてたった一人の友人であるフォルダルとの関係を通して描いた物語だ。笹部は「この芝居の上演時間がボルクマンに残された時間です。その命を誰に預けるかと考えた時、仲代さんしかいないと思いました」とコメント。これを受けて仲代は「笹部さんの上演台本が素晴らしい。ノルウェーのイプセンが作ったボルクマンという人物に、日本人である私たちがスッと感情移入できるものになっている」と作品の魅力を語った。演出は栗山民也が務める。

出席者の主なコメントは以下の通り。

笹部博司(上演台本)
この作品では4つの人生が4人の俳優に与えられます。いずれも挫折し、失敗し、破滅した人生です。しかし、イプセンは逆境の中でこそ、命は輝きを放つものだと考えています。今作が“生きた人間”が舞台にいるという、イプセンが望んだであろう形にたどり着けばいいなと思っています。

仲代達矢 ジョン・ガブリエル・ボルクマン役
60年近く俳優をやってきて、イプセンの作品は『幽霊』『ソルネス』に続いて3回目になります。イプセンは大好きで、今回の作品も手に取って一気に読み終えてしまったほどです。ただ、演じるのに非常に活力が必要で、自信が持てず、この場から逃げ出したい気持ちもあります(笑)。初日までの限られた時間の中で、必死にジョン・ガブリエルという人物に向き合い、彼の中に入り込んで、舞台上で生きたいと思います。

大空眞弓 グンヒル役
愛するにしても、憎むにしても、ものすごいエネルギーが必要です。私の中にそれだけのエネルギーがあるかどうかが、まずは勝負だと思っています。そして膨大なせりふは自分の頭との勝負です。大変な役ではありますが、自分の体に鞭を打って、頑張りたいと思います。

米倉斉加年 フォルダル役
芝居という意味では、海外の作品も日本の作品も同じだと思っています。役者としてやることは同じじゃないかなと。今回出演を決めたのは、戯曲、演出家、そして共演者と、この3つの要素が素晴らしかったからです。困難も多いかと思いますが、楽しみながらやりたいと思います。

十朱幸代 エルラ役
私は翻訳劇の経験がほとんどありません。しかも今回はイプセンの作品ということで、お話をいただいた時は畏れ多いなと思いましたし、地方公演もありますので体力も心配でした。でも、この素晴らしいチャンスを逃すと後悔すると思い、出演を決心しました。仲代さんをはじめ、諸先輩方とともに最後まで走り抜けたいと思います。

インフォメーション

『ジョン・ガブリエルと呼ばれた男』

【スタッフ】作=イプセン 上演台本=笹部博司 演出=栗山民也
【キャスト】仲代達矢/大空眞弓/米倉斉加年/十朱幸代

【東京・世田谷パブリックシアター公演】
2010年2月12日(金)〜21(日)
・会場=世田谷パブリックシアター
・チケット発売中

【東京・東京芸術劇場公演】
2010年3月18日(木)〜20(土)
・会場=東京芸術劇場 中ホール
・チケット発売日=2010年1月16日(土)

2公演共通
・全席指定S席7,800円/A席6,000円
・お問い合わせ=サンライズプロモーション東京 TEL.0570-00-3337

*全国公演あり

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