森山未來主演「カフカの『変身』」開幕 [記者会見] - 2010年3月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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左から穂のか、森山未來、永島敏行

▲左から穂のか、森山未來、永島敏行

イギリスの鬼才、スティーブン・バーコフが、カフカの代表作「変身」に想を得て、ユニークな演出を施し舞台化した本作。69年に自身主演により初演して以来、ロマン・ポランスキー、ミハイル・バリシニコフらを起用して再演を重ね、日本でも92年に宮本亜門主演で上演された。18年ぶりとなる今回は、ダンサーとしての才も光る森山未來が、“虫”に変身してしまう難役グレゴール・ザムザに挑む。

初日前日の5日に「ル テアトル銀座」で行われたフォトコールでは、朝目覚めたグレゴールが“虫”になっていることに気づく冒頭のシーンが演じられた。キャストの顔にほどこされた白地の化粧、奇妙な形の髪型、シックな色合いにまとめられた衣裳と、抽象的な舞台美術も含めて、悪夢を思わせる異世界で目覚めたかのような幕開けだ。その中で、“虫”となった森山は、細長い手足を床に付き、機械仕掛けの人形のごとく無表情に首をかしげ、「人ならざる者」として圧倒的な異彩を放つ。その後の「変身」も大いに期待したくなる、怪物ぶりだった。東京公演は22日まで。その後、岡山、大阪、福岡、富山、新潟で行われる。

会見後に行われたキャストの森山未來、穂のか、永島敏行のコメントは下記のとおり。

森山未來 グレゴール・ザムザ役
稽古ではとにかく、バーコフさんの世界を理解するのにみんな必死でした。グレゴールについては、「虫になる」という感覚よりも、彼がそれまでがんばってきたことを止めて「家の中に閉じこもろう!」と決めたことを、カフカは「虫になる」と表現したんだと自分なりに解釈してます。バーコフさんの舞台が上演されて40年以上が経ち、カフカの作品自体はもっと前に書かれたものですから、今もこうした形で受け継がれているのは、作品に普遍性があるということでしょう。

穂のか 妹:グレタ・ザムザ役
何が分からないのか分からなくなるくらい、毎日勉強です。(森山に「台本が書き文字だらけだもんね」と言われ)真っ黒です(笑)。とにかく、すごい内容、すごいことになってます。本当にぜいたくすぎる初舞台です。

永島敏行 父:ザムザ氏役
グレゴールを“虫”にしてしまった責任は親にもある。歪んだ親子関係を通じて感じるものがきっとあると思います。すさまじい“ファミリー・ドラマ”であるのは間違いないので(笑)、ぜひ親子で観てほしい。

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