2010年ローレンス・オリヴィエ賞が決定 - 2010年3月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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イギリス演劇界で最も権威のあるローレンス・オリヴィエ賞の2010年受賞者・受賞作が、21日、ロンドン市内にあるグロヴナー・ハウス・ホテルで発表された。

授賞式では、映像などで活躍するイギリスの俳優アンソニー・ヘッド(テレビドラマ「バフィー〜恋する十字架〜」)が司会を務め、その様子はオフィシャル・ホームページ(http://www.officiallondontheatre.co.uk/)でライブ中継された。同サイトでは現在、授賞式のハイライト映像を見ることができる。

プレイ部門で観客、関係者の予想を覆し、最優秀プレイ賞に輝いたのは、『マウンテントップ』。マーティン・ルーサー・キングが暗殺された日の前日を描く、28歳のアフリカ系アメリカ人女性カトリ・ホールの執筆2作目で、同賞を黒人女性が受賞するのは初めて。有力候補だった気鋭ジェズ・バターワース作の『エルサレム』や、この春にブロードウェイ進出を果たす『エンロン』を押しのけての受賞となった。作品賞は逃したものの『エルサレム』では名優マーク・ライランスが最優秀主演男優賞に、『エンロン』ではルパート・グールドが最優秀演出家賞に輝いた。また、最優秀主演女優賞を、ドンマー・ウェアハウス制作の『欲望という名の電車』で大役ブランチを演じた知性派女優レイチェル・ワイズが、最優秀助演女優賞を、同作でワイズと共演したルース・ウィルソンが手にした。

ミュージカル部門では、昨夏、オープン・エア劇場で『ハロー・ドーリー!』の主演を務めたサマンサ・スパイロが最優秀主演女優賞を受賞。30年前に同劇場での観劇をきっかけに女優を志したというスパイロは、その喜びを授賞式で大いに語った。また、若者の性への目覚めを赤裸々につづった『春のめざめ』は、新人アネイリン・バーナードが最優秀主演男優賞に輝くなど、作品賞を含む計4部門を獲得。映画をもとにオーストラリアで舞台化され、ロンドンでも人気を集める『プリシラ』は、最優秀衣裳賞を受賞した。

詳細は、5月1日発売のシアターガイド6月号に掲載予定。


▲主演女優賞に輝いたレイチェル・ワイズ(写真右・『欲望という名の電車』より)

2010年ローレンス・オリヴィエ賞が決定

▲『春のめざめ』は、作品賞など計4部門を獲得

インフォメーション

2010年ローレンス・オリヴィエ賞受賞リスト(主要部門)

プレイ部門
・最優秀プレイ賞=『マウンテントップ』(作=カトリ・ホール)
・最優秀コメディー賞=『修道院』(作=マイケル・ウェイン)
・最優秀リバイバル賞=『熱いトタン屋根の猫』(作=テネシー・ウィリアムズ)
・最優秀主演男優賞=マーク・ライランス(『エルサレム』)
・最優秀主演女優賞=レイチェル・ワイズ(『欲望という名の電車』)

ミュージカル部門
・最優秀新作ミュージカル賞=『春のめざめ』(原作=フランク・ヴェデキント/脚本・作詞=スティーヴン・セイター/作曲=ダンカン・シーク)
・最優秀ミュージカル賞=『ハロー・ドーリー!』
・最優秀主演男優賞=アネイリン・バーナード(『春のめざめ』)
・最優秀主演女優賞=サマンサ・スパイロ(『ハロー・ドーリー!』)

その他の受賞者
・最優秀演出賞=ルパート・グールド(『エンロン』)
・最優秀振付賞=スティーヴン・ミアー(『ハロー・ドーリー!』)

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