ミュージカル『サ・ビ・タ〜雨が運んだ愛』スペシャル・カーテンコールに韓国人俳優イ・ヒョン登場 - 2010年4月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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左から原田夏希、駒田一、イ・ヒョン、(通訳を挟んで)山崎育三郎

▲左から原田夏希、駒田一、イ・ヒョン、(通訳を挟んで)山崎育三郎

95年から14年にわたり韓国でロングラン上演されていた国民的ミュージカル『サ・ビ・タ〜雨が運んだ愛』。08年には、駒田一、原田夏希、山崎育三郎による日本人キャスト版がシアタートラムで初演され、1年半ぶりとなる今回の再演では全国ツアーも行なわれた。

同ツアーの最終目的地は下北沢の本多劇場。3月26日より同劇場で上演がスタートした(公演は終了)。世話好きの兄ドンウク(駒田)と7年ぶりに家に帰ってきた弟ドンヒョン(山崎)の関係がギクシャクし始めたところへ、結婚を祝う仕事をしている女の子ユ・ミリ(原田)が部屋を間違え、パーティー衣裳で乱入し……。誰しも思い当たる兄弟間の確執、それでも心底では思い合っているというリアルな家族愛をほのぼのと描き出していく。温かい雰囲気の中、本国同様に行なわれる、さまざまな趣向を凝らした(日本初演では観客のプロポーズも!!)スペシャル・カーテンコールも魅力の一つだ。

駒田一(左)、イ・ヒョンによる夢の日韓コラボ!

▲駒田一(左)、イ・ヒョンによる夢の日韓コラボ!

初日には、韓国でドンヒョンを演じた経歴を持ち、その後『グリース』に主役のダニーとして出演、4月からは小劇場ミュージカル『シングルズ』も控える韓国人俳優イ・ヒョンがお祝いに駆け付け、スペシャル・カーテンコールのゲストとして登場した。「こんなにかっこいい人と並びたくない」と言う駒田に「大丈夫、オッパ(お兄さん)もカッコいいから!」とすかさず励ます原田。客席は笑いにあふれた。駒田がイ・ヒョンに観劇の感想を求めると、「韓国での『サ・ビ・タ』の魅力がこれだけ皆さんに伝えられているということに、涙をこらえるのが大変なほど感動しました。(演出の違いについては)韓国版は感情的なものを前面に出していましたが、日本版では細かい面白さが行き届いていますね」と応えた。

さらに、駒田ドンウクとのデュエットを披露するサプライズも。兄弟がそれぞれの立場で言い合うナンバー「相変わらずだね」を、客席からの大きな手拍子に乗せ、歌では喧嘩しつつも息ピッタリに歌い上げた。「これで日韓の国境がなくなりました」と駒田。「私も歌いたい!」とうらやむ原田ミリ。山崎ドンヒョンは「嫉妬しちゃいました……」とボソリ。大爆笑と大歓声の中、カーテンコールは幕を閉じた。

雨を実際に降らせるなどの新しい演出、3人のあうんの呼吸で進化を遂げた『サ・ビ・タ』。再々演の日がやってくることを願ってやまない。

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