渋谷・コクーン歌舞伎『佐倉義民傳(さくらぎみんでん)』製作発表会 - 2010年4月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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串田和美(左)と中村勘三郎

▲串田和美(左)と中村勘三郎

コクーン歌舞伎第11弾は、領主の圧政に苦しんだ農民のために、命をかけて将軍に訴えた実在の人物・木内宗吾の物語「佐倉義民傳」! 主役を演じる中村勘三郎、演出家の串田和美が登壇した記者会見が開かれ、コクーン歌舞伎5年ぶりとなる新演目について構想を語った。

1851年の初演時は、熱狂的な人気を得て三カ月のロングランという、大当たりだったこの作品。正義のために命を懸ける男の生き様を劇的に描きだし涙を誘う場面も多いが、“義心”という言葉が忘れられている今、現代の観客に訴える仕掛けが必要となりそうだ。名古屋での平成中村座公演の打ち上げでこの演目のアイデアが急浮上したそうで、勘三郎も串田も“考えもつかなかった演目”と口をそろえた。串田は「現代に成立させるための方法をいろいろと考えているところ」と意気込みを語り、通常の歌舞伎公演では語られない史実を織り交ぜるなど、新しい“佐倉義民傳”をつくり出すとその構想の一部を披露。脚本を劇団M.O.P.出身の鈴木哲也が手掛けるとか。なお、長野・まつもと市民芸術館でも上演される予定で、08年、100名の市民キャストが参加した『夏祭浪花鑑』の熱気あふれる公演に続き、<まつもとバージョン>も誕生しそうだ。

串田和美(演出)
久しぶりの新作で、この演目に決まった時は正直びっくりしました。最初はたじろぎましたが、今はこれを成立させる方法を楽しみながらそろえているところです。僕の中では、歌舞伎は昔のものではなく、今の時代を表現する方法だと思っています。今だからこその『佐倉義民傳』がお送りできるんじゃないでしょうか。

中村勘三郎 木内宗吾役
親父(十七代目中村勘三郎)も何回かやらせていただいている役ですが、この芝居は当たるか外れるかどちらかだそうです(笑)。今回は当たる方でどうかひとつ。木内宗吾という役は、私とはまったく正反対。私はすぐカッとなるほうで、この方は穏やかですから。そして理想主義者で強くて悲しい人。そのへんがすごく好きだと思っています。コクーン歌舞伎チームの一致団結をお見せできたらと思っております。

インフォメーション

渋谷・コクーン歌舞伎『佐倉義民傳』

【スタッフ】演出・美術=串田和美
【キャスト】中村勘三郎/中村扇雀/中村橋之助/坂東彌十郎/中村七之助/片岡亀蔵/笹野高史

2010年6月3日(木)〜27(日)
・会場=シアターコクーン
・チケット発売中
・全席指定1等平場席13,500円/1等椅子席13,500円/2等席9,000円/3等席5,000円
・問合せ=チケットホン松竹 TEL.03-5565-6000、(5月2日以降)0570-000-489

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