舞踏家の大野一雄さんが死去 - 2010年6月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
サイト内検索
すべて|
公演名|
人名・劇団名|
劇場|
演劇ニュース
様々な条件で検索
こだわり検索
注目キーワード

演劇ニュース

このエントリーをはてなブックマークに追加
ニュースを購読する

「舞踏」の創始者の一人として知られる、舞踏家の大野一雄(おおの・かずお)さんが1日、呼吸不全のため神奈川県横浜市の病院で死去した。103歳だった。

1906年北海道函館市生まれ。29年、日本体育会体操学校(現日本体育大学)在学中、帝国劇場でスペインのラ・アルヘンチーナに感銘を受け舞踏家を目指す。卒業後は体操教師として勤めながら、モダンダンスを学ぶ。戦時中は中国や南方などの戦線を転戦。復員後の49年、43歳で初リサイタルを開催した。

50年代の終わりに故・土方巽と出会い、白塗りの化粧と、緩やかな動き、すり足など独特の身体表現で、人間の内面を表現した「舞踏」のスタイルを創造した。

77年に土方の演出により『ラ・アルヘンチーナ頌(しょう)』を初演。同作は大野さんの自身の代表作であるとともに、舞踏の代表作ともなった。また、80年にフランス・ナンシー国際演劇祭で同作を披露し国際的な評価を受け、以降、海外へ活躍の場を広げ、舞踏が海外でも「BUTOH」として広く知られるようになった。

2000年に腰を痛め、その後もアルツハイマー症を発症するも、車椅子で舞踏を披露するなど晩年も精力的に活動を続けていた。

関連サイト

トラックバック

この記事のトラックバックURL

http://www.theaterguide.co.jp/mt/mt-tb.cgi/2148