旅の終わりに見える新たな景色とは? 『叔母との旅』開幕! - 2010年8月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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左から高橋克実、鈴木浩介、段田安則、浅野和之

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▲ 左から高橋克実、鈴木浩介、段田安則、浅野和之

段田安則、浅野和之、高橋克実、鈴木浩介と、実力派俳優が顔をそろえ、カムカムミニキーナの松村武が演出を手掛けた舞台『叔母との旅』が、8月20日に青山円形劇場にて開幕した。

本作はイギリスの小説家グレアム・グリーンが69年に発表した小説を、同国の劇作家・演出家・俳優のジャイルズ・ハヴァガルが劇化したもの。物語は、銀行を定年退職し、庭でダリアを育てるぐらいしか趣味のない独身男のヘンリーが、母親の葬儀で叔母のオーガスタと50年ぶりの再会を果たすところから始まる。悠々自適な生活を送るヘンリーは叔母に誘われるがままに、イギリスのサウスウッド、ブライトン、オリエント急行に乗ってパリ、ミラノ、ユーゴスラビア、トルコ、イスタンブール、そしてアルゼンチン、パラグアイと波乱に満ちた旅を続け……。

円形の白い舞台にセットは組まれておらず、頭上にはサウスウッド、パリ、ブエノスアイレスといった地名がパネルになってぶら下がっている。そして、ヘンリーと叔母が新たな土地にたどり着くと、それらが降りてくるといった仕掛けだ。出てくる登場人物は老若男女20名以上。それらを4人でこなす上、さらには主人公ヘンリー役さえも固定することなく、交互に演じていく。俳優には相当な負荷がかかるはずだが、それを感じさせず、流れるように演じ分けることができたのは、豊富な舞台経験を持つ4人だからこそ。叔母を快活に、ヘンリーを実直に演じたかと思えば、10代の女の子や犬をコミカルに演じる彼らに注目だ。

破天荒で歯に衣着せぬ物言いをする叔母に振り回されながらも、多くの人と出会い、次第に自らの人生を見つめ直すヘンリー。旅先の情景とともに、変化していく彼の心の様子も見どころの一つとなっている。

公演は9月19日(日)まで。

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  • 左から高橋克実、鈴木浩介、段田安則、浅野和之
  • 段田安則(左)と浅野和之
  • 左から浅野和之、段田安則、高橋克実、鈴木浩介

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