人形美術家の川本喜八郎さんが死去 - 2010年8月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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人形美術家の川本喜八郎(かわもと・きはちろう)さんが、肺炎のため死去した。85歳だった。

1925年東京都生まれ。旧制横浜高等工業学校(現 横浜国大)建築科を卒業後、東宝撮影所の美術部を経て、フリーの人形美術家に。

劇作家の飯沢匡さん、デザイナーの土方重巳さんたちとともにグループを作り、53年には、人形を少しずつ動かす「コマ撮り」の手法を用いた日本初の人形アニメ「ほろにが君の魔術師」を制作する。

63年に旧チェコスロバキアへ留学し、人形アニメの巨匠イジィ・トルンカさんに師事。帰国後に「鬼」「道成寺」「火宅」といった、日本の伝統的な様式美と独自の人形表現を盛り込んだ映画を発表し、海外からも高い評価を受ける。

また、人形美術を手掛けた、NHK人形劇「三国志」(82〜84年)と「平家物語」(93〜95年)は、幅広い年代から親しまれた作品となった。

05年に、民俗学者・折口信夫の「死者の書」を原作とした作品を発表。これが遺作となった。

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