仲間由紀恵主演 琉球ロマネスク『テンペスト』製作発表会 - 2010年10月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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前列左から堤幸彦、山本耕史、仲間由紀恵、生瀬勝久、池上永一、後列左から伊坂達也、西岡徳馬、安田顕

▲ 前列左から堤幸彦、山本耕史、仲間由紀恵、生瀬勝久、池上永一
後列左から伊阪達也、西岡徳馬、安田顕

作家・池上永一のベストセラー小説が、豪華キャストの顔合わせで初舞台化される。主演は3年ぶりの舞台出演となる仲間由紀恵。天才的な頭脳と絶世の美貌を持つ女性・真鶴と、琉球王国を守るべく役人になるために彼女が男として変装した孫寧温(そん・ねいおん)の二役を演じる。14日に行われた製作発表には、仲間をはじめとする主要キャストがそれぞれの役をイメージした衣裳をまとって出席。作品世界を鮮やかに感じさせる会見となった。

時は19世紀。琉球王国は清国と朝貢関係を結ぶ一方で、薩摩藩との関係にも力を注いでいた。だが、イギリスが清を揺るがしたアヘン戦争を皮切りに、絶妙な舵取りで国を維持してきた琉球にもかつてない“あらし(テンペスト)”が吹き荒れる。そんな中、幾多のピンチに見舞われながらも、高度な外交判断を求められる難題や王宮内の陰謀を解決していく若き役人・孫寧温。眉目秀麗な宦官として一目置かれる彼は、実は真鶴という女性が変装した姿で……。

大きなシーサーが獅子舞のように舞台上を闊歩する中、琉球太鼓の演舞で『テンペスト』の会見は始まった。一旦仕切られた幕が再び降りると、舞台上には、黄色を基調とした琉球らしい色遣いの着物に身を包んだ仲間、凛々しい侍姿の山本耕史、祈祷師のような出で立ちで“妖気”を放つ生瀬勝久ら出演者の姿が。そこへ、原作者の池上氏、演出の堤幸彦が加わり、それぞれが舞台化への思いを語った。

出席者のコメントは下記のとおり。 


仲間由紀恵

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▲ 仲間由紀恵

仲間由紀恵 真鶴(まづる)/孫寧温(そん・ねいおん)
原作との出会いのきっかけは母でした。「琉球族として琉球の歴史を勉強しなさい」「物語もとても面白いから」と勧められて読み始めたところ、本当に引き込まれ、パァーっと読めてしまう素晴らしい小説でした。小さな島国である琉球で、諸外国のいろんな影響を受け、翻弄されながらも奮闘した琉球人と、彼らを取り巻く人々の物語です。周りの人にも紹介したところ、「すごく面白い」と言ってくださり……いろんな縁があって、今回舞台化される『テンペスト』に出演させていただくことになりました。舞台は経験も少なく、すごく不安も大きいのですが、共演者の皆様はすばらしく、心強い方たちばかりなので、楽しみに臨みたいと思います。

山本耕史 浅倉雅博(あさくら・まさひろ 真鶴が好意を寄せる薩摩藩の役人)
久しぶりのスケールの大きな作品で、共演者の方たちもとても多く、それだけでもうワクワクしています。きっとエンターテインメント性の高い舞台になるんじゃないかな。お客さんとして観たいくらい。そんな舞台に出演させていただけることを光栄に思います。
テレビドラマではこうした和装で皆様の前に登場することも多々あるんですが、舞台で和装で演じたことは今までないので、そういう意味では初挑戦。ゼロからのスタートのつもりで頑張りたいと思います。

西岡徳馬 徐丁垓(じょ・ていがい 歪んだ欲望を持つ清国の宦官)
私が演じる徐丁垓という男、これが悪い男なんですねぇ。人間にはあらゆる種類の欲望がありますが、彼は悪い部分の欲望の塊というか。私、根は善人なので、悪い部分を探り出すことを楽しんで、仲間さんが今みたいに笑っていられないような恐い男を演じますから、(不敵な笑みを浮かべて)期待していてください。

安田顕 喜舎場朝薫(きしゃば・ちょうくん 孫寧温の良きライバル)
(会見冒頭、名前を「山田」と間違えられ)「安い田んぼ」と書きまして安田と申します。まずは皆さんに早く名前を覚えていただけることを目標に、がんばりたいと思います(会場笑)。私が演じるのは「きしゃば・ちょうくん」という噛んでしまいそうな名前の人物ですが、非常に頭のいいエリートということで、その点は苦労するところかな、と思っております。

伊阪達也 尚泰王(しょうたいおう 琉球王府最後の王)
先代の王である父の急死にともない即位することになった、琉球王府最後の王・尚泰王を演じます。未熟ながらも国を思い即位した、そんな一生懸命な姿を皆様にお届けできるよう、精一杯務めたいと思います。大先輩に囲まれてプレッシャーはありますが、ついていきたいと思います!

生瀬勝久 聞得大王(きこえおおきみ)/真牛(もうし)未来を見る力を持つ王族神と呼ばれる女性神官
『テンペスト』と言えば、私、学生時代にシェイクスピアの『テンペスト』に出演したことがありまして、その時は脱水症状で救急車に運ばれたという苦い経験があります。今回は、何で運ばれるのか分かりませんけど(会場笑)。
私が演じるのは、仲間由紀恵さん演じる孫寧温のライバルである聞得大王という役です。これまで仲間さんとは幾多のタッグを組んできましたが、ほとんどが敵役。最初は堤監督の「トリック」で奈緒子&矢部というコンビを組みまして、その後「ごくせん」でヤンクミ&猿渡。まあ、その二つだけなんですけど(笑)。とにかく、すべてヒットしてきました! 今回もお約束します!!(会場笑&拍手)。

池上永一(原作者)
このたび「テンペスト」が舞台になると聞き、私が一番驚いています。作品の中で真鶴を「絶世の美女」と書いたわけですが、そのおかげで仲間由紀恵さんに会うことができました。どうもありがとうございます(笑)。でも、こうやって見ていると、一番美しいのは聞得大王(生瀬)だと思いました(会場笑)。
私も仲間さんと同じく沖縄の出身です。皆さんは沖縄県になってからのことはご存知だと思うのですが、琉球は180年くらい前まで独立した王国でした。琉球の歴史のことはあまりご存知ないかもしれませんが、皆さんが江戸や大阪の時代ものを楽しむのと同じように、琉球の歴史も日本のもう一つの歴史として楽しんでいただければと思います。

堤幸彦(演出)
私にできることは、ここにいる素晴らしいキャストと、素晴らしい原作と、そして最新の舞台技術、映像なども用いて、とにかく面白いものをつくること。観終わった後に、心に大きいお土産を持って帰ってもらえるような舞台にしたいと思います。

インフォメーション

琉球ロマネスク
『テンペスト』

【スタッフ】原作=池上永一 脚本=羽原大介 演出=堤幸彦
【キャスト】仲間由紀恵/山本耕史/福士誠治 安田顕 伊阪達也/西岡徳馬/生瀬勝久 ほか

東京公演
2011年2月6日(日)〜28日(月)
・会場=赤坂ACTシアター
・チケット発売中
・料金=全席指定S席10,500円/A席7,800円
・お問い合わせ=チケットスペース TEL.03-3234-9999(月〜土 10:00〜12:00/13:00〜18:00)

大阪公演
2011年3月5日(土)〜20日(日)
・会場=新歌舞伎座
・一般発売=11月20日(土)開始
・料金=全席指定S席11,000円/1階花道席10,000円/2階席6,500円/3階席3,000円/特別席13,000円
・お問い合わせ=劇場 TEL.06-7730-2121(10:00〜18:00)

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