東京都青少年育成条例改正案に日本劇作家協会が反対表明 - 2010年12月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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東京都は、都議会に提出する「東京都青少年の健全な育成に関する条例」の「改正案」を11月22日に公表。日本劇作家協会では、この改定案に対しての反対を表明した。

創作物に登場し、18歳未満として表現されているキャラクターを「非実在青少年」と定義する部分は改定案では削除されているが、日本劇作家協会は「18歳未満の青少年の性行為を規制する内容は、実質、温存されたまま」と見る。

改定案で規制対象とする表現は、シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』や歌舞伎『三人吉三』、「源氏物語」など、禁じられた関係を描いた古典の内容や表現、また、売春や強姦をテーマとした歌舞伎『桜姫東文章』や、『欲望という名の電車』といった現代作品も当てはまる恐れがあると問題点を指摘。規制対象は「漫画、アニメーションその他の画像(実写を除く)」と限定されているように見られているが、新設された規定では「図書類、映画、演劇、全てのジャンルが規制の対象」になるのではないかと危惧している。

そして、改定案における規制範囲が「広範囲に渡り、かつグレーゾーンの多い“刑罰法規”や“社会規範”のような、表現内容や思想性などにも関与できる規定」であり、「“何が有害か”を公権力が規定することには断固反対」と強く批判する。

また、有害サイトへの接続を制限するインターネットのフィルタリングにおける条項についても触れ、フィルタリングサービスの利用は、自主的に判断すべきものであるとし、フィルタリングを利用しない場合に保護者または事業者へに対して行政が監視・調査の介入をすることは、「自主性尊重とはほど遠い、市民監視の条項」であると指摘する。

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» 日本劇作家協会が「東京都青少年の健全な育成に関する条例」の改正案に反対を表明

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