『美しきものの伝説』プレイベント 「伝説」初演の頃―初演キャストに聞く - 2011年1月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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から金内喜久夫、吉野由志子、加藤武、西川信廣(演出)

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▲ 左から金内喜久夫、吉野由志子、加藤武、西川信廣(演出)

68年、木村光一演出、文学座で初演を迎えた『美しきものの伝説』。宮本研の傑作がこの2月、同劇団の西川信廣演出で上演されることが決定し、初演キャストによるトークイベントが開催された。

西川が司会を務め、初演の思い出を語ったのは加藤武金内喜久夫吉野由志子のお三方。貴重な話が聞けるとあって、会場となった新モリヤ稽古場は観客でぎっしり。最後列には先輩の経験を聞き逃すまじと、新キャストの俳優たちも詰めかけた。“記憶のうわずみですよ”と言いつつも、評判で観客がどんどん増えていった活気ある劇場の様子、初演キャストであったかつての仲間、細川俊之、太地喜和子らの思い出話にも花が咲き、たくさんのお宝エピソードが飛び出すイベントとなった。

大正期、大逆事件の残党である四分六(堺利彦)、クロポトキン(大杉栄)、暖村(荒畑寒村)、青踏社の野枝(伊藤野枝)、先生(芸術座の島村抱月)ら歴史上の人物を配しつつ、史実をなぞるのではなく、彼らの息づかいを生き生きと感じさせる本作。口々に語られたのは「とにかくせりふがいい」「演劇の本質に迫る戯曲」という意見だ。60—70年代、激動の時代に生まれた戯曲でありつつも、彼らの闘わせる政治論、芸術論には、現代にも通用するテーマが内包されている。

「初演は夢中になってのめり込んでやったし、とにかく熱っぽかった。けど、それはそれ。新しい舞台を楽しみにしていますよ」と、新座組へのエールを送った加藤。最後は新キャストが意気込みを一言ずつ語り、大きな拍手でイベントが締めくくられた。 

この記事の写真

  • 新キャストの意気込みを見守るオリジナルキャスト
  • 加藤武
  • 金内喜久夫
  • 吉野由志子
  • 『美しきものの伝説』プレイベント パンフレット

インフォメーション

文学座『美しきものの伝説』

【スタッフ】作=宮本研 演出=西川信廣
【キャスト】得丸伸二/石橋徹郎/神野崇/城全能成/清水馨/松岡依都美/荘田由紀/鈴木亜希子 ほか

2011年2月13日(日)〜22日(火)
・会場=紀伊國屋サザンシアター
・チケット発売中
・料金=全席指定6,000円(14・15夜5,000円)、(以下、劇団のみ)25歳以下3,800円/中高生2,500円
・お問い合わせ=劇団 TEL.0120-481034(フリーダイヤル) 

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