漱石が異国の地ロンドンで結んだ心の交流を描く 三谷幸喜作・演出『ベッジ・パードン』に野村萬斎ら実力派が集結 - 2011年3月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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三谷幸喜生誕50周年記念プロジェクト「三谷幸喜大感謝祭」の第3弾『ベッジ・パードン』が6・7月に世田谷パブリックシアターで上演される。

本作で三谷が描くのは、文豪としての評価を受ける前の夏目漱石の姿。明治33年、彼が33歳の時、イギリス・ロンドンに留学した際の物語だ。家族を日本に残し、大きなカルチャーギャップの中で過ごしたイギリスでの生活は、漱石には過酷であったとされているが、本作では、当時の漱石の日記や手紙に着目。

そこには、下宿の使用人である「ベッジ・パードン」なる女性の名前がたびたび登場する。これは、本名ではなく、漱石が付けた呼び名。彼女が相手の言葉を聞き返す「I beg your pardon?(アイ・ベッグ・ユア・パードン?)=失礼ですが?」が、彼女のキツイ訛りと舌足らずな発音のせいで、「ベッジ・パードン」と聞こえたからなど、彼女とのやりとりには、漱石らしい軽妙でほほ笑ましい描写も見受けられるという。

そんな“のちの文豪”が過ごしたロンドンでの“ベッジ・パードンとの日々”を三谷とともにつづるのは実力派の俳優たち。

漱石を演じるのは、狂言師・野村萬斎。三谷は「“萬斎で現代劇を!”と依頼を受けた時、“背広姿の萬斎さん”の良い意味での違和感。現代人なのに、どこか現代人っぽくなく、現代の生活になじみきれないような不思議な雰囲気を、どうすれば生かせるのかと悩み、思いついたのがイギリス留学時代の夏目漱石だった」とコメントしている。

そして、漱石と言葉を超えて心を通わせるベッジ・パードン役には、深津絵里。さらに、2人を囲むロンドンの人々に扮するのは、大泉洋、浦井健治、浅野和之だ。

インフォメーション

『ベッジ・パードン』

【スタッフ】作・演出=三谷幸喜
【キャスト】野村萬斎/深津絵里/大泉洋/浦井健治/浅野和之

2011年6月6日(月)〜7月31日(日)
・会場=世田谷パブリックシアター
・一般前売=4月17日(日)
・料金=全席指定S席9,000円/A席7,000円
・お問い合わせ=シス・カンパニー TEL.03-5423-5906

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