第38回伊藤熹朔賞はミュージカル『キャバレー』の二村周作 - 2011年5月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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舞台芸術をはじめとする各芸術分野において、特に顕著な功績のあった人びとに送られる伊藤熹朔賞。その第38回授賞式が、5月6日(金)、俳優座劇場で行われた。

今年の本賞は、ミュージカル『キャバレー』で、作品の持つ退廃的なイメージを重量感のある装置で表現した二村周作が受賞。新人賞には『トロイアの女たち』で文学座所属の乘峯雅寛が、奨励賞には『山火』で佐々波雅子がそれぞれ選ばれ、76歳の衣裳家・島澤京子には特別賞が送られた。

受賞者の主なコメントは以下の通り。

インフォメーション

【第38回伊藤熹朔賞 受賞者】

本賞
二村周作
(ホリプロ『キャバレー』の装置に対して)
この賞を初めて知ったのは20年前、学生のころで、当時、日本舞台テレビ美術家協会の業界誌で読んだ伊藤熹朔賞ははるか遠い目標であると思っていました。自分の力を出し切ろうとした作品でこの賞をいただけて感動でいっぱいです。でも、今はまだ通過点。実力以上のことをやらないと伸びていかないと思い、高望みをして、周囲には迷惑を掛けていると思うのですが、もっと良い仕事をしていきたい、仕事は楽しい!と思いたいので、これからも長い目で見守っていてください。

新人賞
乘峯雅寛
(文学座『トロイアの女たち』の装置に対して)
昨今、演劇を作る場を劇場に移していったらどうかという話があります。この作品も劇団のもので、僕も劇団に所属しているのですが、このような状況下、劇団でやる公演に対して評価をいただいたことをうれしく思っています。まだ新人ですので、これからも皆様の叱咤激励をいただきながら成長していきたいと思います。

奨励賞
佐々波雅子
(劇団俳優座『山火』装置・衣裳に対して)
韓国での舞台美術展に参加した09年、世界の美術家たちがあまりにも自由に作っているのに驚き、衝撃を受けました。帰国後、与えられた条件の中で自分らしい装置を作ろうという思いで作った『山火』が賞を受けたということは、とても感慨深いです。苦しい条件でも、いつもあきらめない姿勢で取り組んでいきたいと思います。

特別賞
島澤京子
(「コスチューム京」:バレエ衣裳専門の制作者として、名古屋を中心に幅広い地域で活動するほか、独自の衣裳制作手法を開発。その長年にわたる制作活動と功績に対して。)
お友達から依頼されたことがきっかけで、次から次へとバレエの先生方が私に衣裳をお願いしてくださるようになり、私も断ることができずについついこの仕事をやってきました。それが張り合いとなり、また舞台作りに参加するできることをうれしく感じ、(この仕事が)大好きになりました。これからも良い舞台を作り上げる一人として頑張っていきたいと思います。

過去の関連記事

» 2010/4/5 第37回伊藤熹朔賞は、流山児★事務所『ユーリンタウン』の水谷雄司
» 特集ページ|文学座アトリエ60周年記念公演 乘峯雅寛インタビュー

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