1931年の開館から20年間にわたり、さまざまな芝居やレビューショウを上演してきた劇場「ムーランルージュ新宿座」を題材とした、ドキュメンタリー映画「ムーランルージュの青春」が、9月17日（土）より、新宿K's cinemaにて上映される。

浅草の玉木座の支配人だった佐々木千里が、開館した「ムーランルージュ新宿座」。有島一郎、由利徹、森繁久彌、三崎千恵子など、数々の名優を輩出し、元祖アイドル・明日待子も誕生。歌ありコントありトークありの“バラエティー”という言葉を生み出すなど、戦後のエンターテインメントに大きく影響を与えてきた。この映画では同劇場の歴史や実像を、貴重な資料や、関係者からの証言からつづる。