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和央ようか主演のミュージカル『ドラキュラ』オーストリア・グラーツ版が、20日(土)、東京国際フォーラム ホールCで初日を迎えた。
同作は、ブラム・ストーカーによるヴィクトリア朝文学を原作に、『ジキル&ハイド』などで知られるヒットメーカー、フランク・ワイルドホーンが作曲を、『サンセット大通り』のドン・ブラックとクリストファー・ハンプトンが脚本・作詞を手掛けたミュージカル。01年に、米・カリフォルニア州のラ・ホヤ・プレイハウスにて初演され、04年にブロードウェイへ進出。官能的な描写と特殊効果を多用した演出で話題を集め、ブロードウェイ公演終了後も、ヨーロッパ各地で公演が行われるなど、人気作となっている。
今回は、07年8月にオーストリアで成功を収めたバージョンを、“オーストリア・グラーツ版”として、日本人キャストとスタッフで上演。ドラキュラ伯爵役に、元宝塚歌劇団男役のトップスター、和央ようかを迎えて送る。和央にとって、同劇団退団後、初の男役主演。また、女性がドラキュラ伯爵を演じるのが世界初めてということでも注目を浴びている。共演には、花總まり、安倍なつみ、鈴木綜馬らがそろい、演出を吉川徹が担当。耽美的かつ叙情的なゴシック・ホラーの世界が美しく展開する。公演は、9月11日(日)まで。
21日(日)に開かれた囲み取材でのコメントは以下の通り。
■和央ようか ドラキュラ伯爵
珍しくも女性でドラキュラ伯爵を演じることになりました。(自分の)女性としての部分をうまく融合させ、伯爵としての凛とした品や、耽美な部分などを出していけたらいいなと考えています。世の中に「ドラキュラ」を題材としている舞台や映画はたくさんありますが、私たちはこれが今“ナンバーワン”だと思っています。自信を持ってお送りしますので、ぜひ「ドラキュラ」の世界に浸りにいらしてください。
■花總まり ミーナ
一人の女性として(ドラキュラ伯爵に)惹かれていってしまう……でも、惹かれてはいけない……という心の揺れをしっかり演じたいです。この作品は、セット、照明、音楽などで見せる“総合芸術”。みんなで一つのものを作り上げているという実感がすごくあるので、その一員として、頑張って良いものを皆さんにお届けしたいと思っています。
■安倍なつみ ルーシー
和央さん演じるドラキュラ伯爵が本当に魅力的で、吸い込まれるかのように、のめり込んでいます。そして、どんどん翻弄されて(笑)。この素晴らしい作品の中で表現できることを、心からうれしく思っています。そして、ルーシーとして、舞台上で精いっぱい生き抜きたいです。
■鈴木綜馬 ヴァン・ヘルシング
僕は(ドラキュラ伯爵を)退治する役なのですが、「僕のこともかんで!」と思っている自分もいて、自己矛盾を感じながら演じています(笑)。本作は、ハリウッド映画のように息もつかせぬ展開で、(最後まで)ダダダッと突っ走ります。スケールの大きい、そしてビジュアル的にも素晴らしい作品です。ぜひ観にいらしてください。
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