第三舞台 封印解除&解散公演『深呼吸する惑星』制作発表会 - 2011年9月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
サイト内検索
すべて|
公演名|
人名・劇団名|
劇場|
演劇ニュース
様々な条件で検索
こだわり検索
注目キーワード

演劇ニュース

このエントリーをはてなブックマークに追加
ニュースを購読する
上段左から 高橋一生、山下裕子、小須田康人、筒井真理子 下段左から大高洋夫、鴻上尚史、筧利夫、長野里美

拡大する

▲上段左から 高橋一生、山下裕子、小須田康人、筒井真理子 下段左から大高洋夫、鴻上尚史、筧利夫、長野里美

今年11月から来年1月にかけて、東京・大阪・福岡の3都市で行われる、第三舞台『深呼吸する惑星』の制作発表会が9月5日、都内で行われた。1981年に早稲田大学演劇研究会で旗揚げされた劇団「第三舞台」。スピード感あふれるせりふ回しと場面転換、社会への鋭い風刺やギャグの応酬で高い人気を誇った。しかし、01年の劇団結成20周年記念公演『ファントム・ペイン』にて、活動を10年間封印。当時、主宰の鴻上尚史は、「それぞれが一人旅に出て、いろんな人と出会うことで、俳優も僕もより豊かになると判断しました」と語っている。そして10年を経た今年、いよいよ復活。と同時に、劇団の解散公演となることも決定した。現在台本を執筆中の鴻上は、「10年間で醸成された厚みがあるからこそ表現できるものを、現代を生きる人へ提供したい。SFになると思います」と構想を述べた。

会見には、鴻上をはじめ、筧利夫、長野里美、小須田康人、山下裕子、筒井真理子、大高洋夫、客演の高橋一生と、出演者が勢ぞろい。小須田は、「控室でみんなと話をしていて、相変わらずずっとバカ話。なんだか安心しました。」とコメント。また、筧が、1991年の『天使は瞳を閉じて』のイギリス公演中、出演者のほとんどが生牡蠣にあたってしまった裏話をして会場を沸かせるなど、10年のブランクを感じさせない、終始笑いの絶えない会見だった。出演者の主なコメントは以下の通り。

鴻上尚史
まさか第三舞台で製作発表する日が来るとは思ってもいませんでした。この公演をするにあたって、同窓会ムードやノスタルジーでは意味がなく、今、何を感じ、何を表現したいのかを作品にしたいと思います。解散にかんしては、メンバーそれぞれにもいろいろな思いがあって、一度ここで区切りにした方がいいという結論になりました。「10年間待ち続けました」と言っていただくことが多いのですが、お客さんに言いたいのは、そんなに期待しちゃいけないということ(笑)。ただ、もちろんそれなりの衝撃は与えたいと思っています。

筧利夫
最初、鴻上さんから話を聞いた時、「やはり解散という流れになったか」と思いました。集団というのは、例えると、ある程度風船が膨らみきったあとは、爆発する。そういうものだという気がしたので。なので、封印の10年間は、今回の解散公演に向けての10年間だったように思います。今まで支えてくださったお客さんに向けて、10年前の残像に沿うように演じていきたいし、ベストを尽くそうと思います。

長野里美
10年前に鴻上さんから封印という話を聞いて、10年後なんて考えられないなと思っていたのですが、あっという間でした。解散というのは意外でしたが、鴻上さんのはっきりした決意は、きっぱりしていて良いと思います。今まで支えてくださった皆さまに、感謝の意味も込めて、とびきり素敵なものを作ろうと思います。

小須田康人
自分としては、第三舞台はこのまま眠らせておきたいと思っていたので、解散公演ということを聞いて、特別大きな驚きはなかったです。潔い終わり方で、僕は良いなと思っています。長いブランクがあるので、正直どのくらいのお客さんに来ていただけるか不安でしたが、すでに追加公演も決まり、本当にありがたいです。良いお芝居が出来ると思います。

山下裕子
10年前の封印公演が自分の中で解散のつもりで区切りをつけていました。なので、今回復活すると聞いてとても衝撃的でしたし、不安もありました。でも今は、新しいプロデュース公演に出るような新鮮な気持ちで臨めるのではと思っています。第三舞台の特徴は、「パッション」「120%の笑顔」「こぼれる汗」「激しい動き」です。力一杯の笑顔とパッションを、皆さまにお見せすることをお約束させていただきたいと思います。

筒井真理子
私は第三舞台でお芝居を始めたので、鴻上さんから解散の話を聞いた時はショックでした。寂しいですけど、こうして皆が奇跡のように集まってお芝居が出来ることには心から感謝しています。今回で一区切りということで、良いお芝居にしようと思っています。

高橋一生
第三舞台という劇団の存在は、僕にとって普遍的なもので、いつも頭の中にあります。なので、解散ということを聞いて驚きました。最初に知ったのはTwitterでしたけど(笑)。ただ、皆さんとお芝居するということと、鴻上さんが作・演出することに変わりはないので、勉強させていただいて、自分のお芝居を充実させていけたらなと思います。

大高洋夫
第三舞台は最初の10年で25本、次の10年では5本しか芝居をやっていませんでした。徐々に活動が下山していたこともあったので、鴻上さんから解散と言われた時は、潔くて、僕はいいんじゃない?と答えました。「楽しくやる!」をテーマに本番まで乗り切りたいと思います。

インフォメーション

第三舞台 『深呼吸する惑星』

【スタッフ】作・演出=鴻上尚史
【キャスト】筧利夫/長野里美/小須田康人/山下裕子/筒井真理子/高橋一生/大高洋夫

東京公演
2011年11月26日(土)〜12月18日(日)
・会場=紀伊國屋ホール
2012年1月6日(金)〜1月9日(月・祝)
・会場=サンシャイン劇場

大阪公演
2011年12月22日(木)〜12月25日(日)
・会場=森ノ宮ピロティホール

福岡公演
2012年1月15日(日)
・会場=キャナルシティ劇場

関連サイト

トラックバック

この記事のトラックバックURL

http://www.theaterguide.co.jp/mt/mt-tb.cgi/3587