中谷美紀が初舞台に挑戦 井上靖原作『猟銃』がカナダで開幕 - 2011年9月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
サイト内検索
すべて|
公演名|
人名・劇団名|
劇場|
演劇ニュース
様々な条件で検索
こだわり検索
注目キーワード

演劇ニュース

このエントリーをはてなブックマークに追加
ニュースを購読する
舞台『猟銃』1

拡大する

舞台『猟銃』2

拡大する

中谷美紀が、初舞台に挑戦した舞台『猟銃』が、カナダ・モントリオールの「USINE C」にて、現地時間の7日(水)夜に開幕した。

本作は、井上靖が49年に発表した同名の短編小説を原作としたもの。ある1人の男の13年間にわたる不倫の恋を、男の妻、不倫相手、不倫相手の娘という、3人の女性からの手紙を通し描き出す。中谷は1人3役に挑戦。劇中の3人の女性をすべて演じている。

演出は、映画監督として「レッド・バイオリン」「シルク」を手掛けるほか、シルク・ドゥ・ソレイユ『ZED』やオペラ、演劇の舞台演出など、幅広く活躍するカナダの演出家フランソワ・ジラール。

中谷は、7月下旬より単身モントリオールに乗り込み、せりふの個人練習などの調整を経て、8月15日から、読み合わせ、ディスカッションを開始。そして、8月22日からは劇場で、照明・音響などのスタッフらとともに、本番さながらの稽古を行ってきたという。公演チケットは、全公演完売という盛況ぶりで、初日の上演後は、観客からの拍手が鳴りやまず、観客総立ちのスタンディングオベーションが起きたという。

カナダ公演は、9月10日(土)まで行われ、その後、日本凱旋公演として10月3日(月)から、東京・PARCO劇場を皮切りに兵庫、新潟、福岡、愛知、京都にて上演される。

中谷美紀コメント

【カナダの地で初舞台の幕が開いた感想】
フランソワ・ジラール監督はもとより、共演のロドリーグさん、そして日本とカナダ双方のスタッフの大きい愛情に導かれて、舞台という新たな世界で産声を上げることとなりました。未知なるものへの恐れの気持ちもありましたが、飛び込んでみると、そこにはあたたかく輝かしく、深い世界が待っていました。
そして終演後、舞台袖にて「ようこそ、この素晴らしい舞台の世界へ」と監督が抱きしめてくださった時、思わず涙があふれました。

【カナダでの稽古、そしてフランソワ・ジラールの演出はどんなものだったか】
「我々は皆、常に仕事ばかりしているんだ。その仕事を楽しまなくていつ楽しむのだろうか?」とおっしゃるくらい、人間への深い洞察と愛情を持って楽しく、情熱的に稽古を進めてくださいました。一日のうちで監督が最も大切にしていらっしゃるお仕事が、私たちに香り豊かなお茶を入れてくださることでした。仕事とは苦しくても当然だと思っていましたが、人生を楽しみ、仕事を楽しみ、皆に笑顔をもたらしながらも素晴らしい作品を作ることができるのだということを監督から学びました。

【観客の反応は? またそれを見てどう思ったか?】
上演中しんと静まり返っていた客席から、たくさんの拍手をいただき、スタンディングオベーションを目の当たりにした時には、まるで夢のようでした。終演後のロビーにて、お客さまからあたたかいお言葉をいただき、ようやく本当に喜んでいただけたのだということを実感しました。日本文学に深い理解と共感を示してくださったお客さまに感謝しております。

【日本の観客へのメッセージ】
3人の女性を通して、心の奥深くに眠っている本当のご自身が見えてくるかもしれません。あなたは愛することを望みますか?あるいは愛されることを望みますか?

インフォメーション

関連サイト

関連アイテム

トラックバック

この記事のトラックバックURL

http://www.theaterguide.co.jp/mt/mt-tb.cgi/3590