松本潤主演『あゝ、荒野』、いよいよ青山劇場へ! - 2011年11月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト/シアターガイド
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蜷川幸雄演出のもと松本潤が主演を務めた、寺山修司原作の舞台『あゝ、荒野』。埼玉公演を終え、13日から、青山劇場での東京公演が幕を開ける。

寺山の長編小説を夕暮マリーの脚本で舞台化した本作。架空の昭和のネオン街「新宿」のボクシングジムで出会った新宿新次(松本)とバリカン(小出恵介)が、奇妙な友情を育みながら、魂をぶつけ合うさまを描く。

10月29日に行われた公開舞台稽古では、新次とバリカンが初めてボクシングジムで出会うシーンと、夕暮れの公園で語り合うシーンが公開された。新次のまっすぐなせりふと、バリカンの詩的で美しいせりふの対比が印象的。客席の壁面にはせりふとは別に、寺山の詩が場面に合わせて表示されるという趣向がこらされていた。

公開舞台稽古後の囲み取材には松本と小出、蜷川が登壇。主なコメントは以下の通り。

松本潤 新宿新次役
架空の時代を僕ら二人も生きるということが、新鮮でしたね。(役作りにかんして)写真や資料、人から聞いた話でイメージを膨らませました。(闘いのシーンに入ると)、お互い目が変わるんです。一応、殺陣なので段取りがあるんですけど、たまに全然段取りじゃない手が入ってきて(笑)。本当にちょっとしたパンチでもすごいんですよ。普段(アイドルとして)いろんなことをさせてもらっていますが、この稽古場ではさらにレベルの高いことを求められました。ぜいたくな時間でしたし、本番も楽しんで、時間を大切に過ごしたいなと思いますね。非常に独特な、きれいで怖い凶暴な部分もある作品なんですが、蜷川さんの演出、寺山さんの作品を感覚で味わってもらえたらいいなと思います。

小出恵介 バリカン役
僕は(蜷川とは)前に一度やらせてもらっているんですが、前より厳しいですね。「もっと鬱屈しろ、すっきりするな」と言われ、それがまた難しくて。せりふも、詩のようなせりふなので難しいんです。思い入れが強いのは、(松本との)公園のシーン。周りから、自分自身ではなく「バリカンという役にしか見えない」と言われて。松本君にも「哀れで泣けてくる」と言われました。二人のシーンは少なくて、なおさら感動もひとしおなんです。(バリカンは)20代でまだエネルギーも残ってる、この年齢でしかできない役だと思います。パワーがいる作品なので、今この作品に出会えたことがうれしいですね。

蜷川幸雄(演出)
この作品は、せりふの量も多いし、肉体的に大変なんです。でも、二人ともボクシングの稽古はよくやってたし、どんな時にも根を上げないのがえらい。でも、小出は楽をしようとしてちょっと手を抜くんですよ。だから(灰皿を)投げてやろうかなと久しぶりに思いました(笑)。(装置は)寺山さんとの記憶もあって、ネオンの洪水にしようと思いました。闘いのシーンではスローモーションなどがあって、本物のリングの上でばちんばちんやり合うんです。彼らの演技は僕が最初に思っていたよりもずっと良いのでほっとしています。すてきですよ。

インフォメーション

『あゝ、荒野』

【スタッフ】原作=寺山修司/演出=蜷川幸雄/脚本=夕暮マリー/音楽=朝比奈尚行
【キャスト】松本潤/小出恵介/勝村政信/黒木華/渡辺真起子/村杉蝉之介/江口のりこ/月川悠貴/立石凉子/石井愃一 ほか

東京公演
2011年11月13日(日)〜12月2日(金)
・会場=青山劇場
・お問い合わせ=Bunkamura TEL.03-3477-3244(10:00〜19:00)

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